5/2 赤城神社(大洞・三夜沢)

艦内神社を巡りたいという気持ちもあり、榛名神社と並ぶ群馬のパワースポットとして、赤城神社に行くことにしました。

赤城神社は関東とくに群馬を中心に全国に300社ほどあるのですが、その本社は山腹の三夜沢赤城神社、山頂の大洞赤城神社とされています。Wikiにもある通り、赤城神社も一枚岩ではなく、どちらが総本宮なのか訴訟にもなったようです。ただ、空母の赤城の艦内神社は三夜沢赤城神社だったそうです。ならば両方行けばいいじゃない、ということで前日に予定を組みました。

 土日であれば前橋から赤城山ビジターセンターへと直通の急行バスがあるのですが、それだと赤城山で3時間つぶさないといけなくなります。山頂ではゆるやかなハイキングコースもあるので、時間をつぶす方法がないわけでもないですが、富士見温泉乗り換えにするほうがいいと思います。路線図でもnavitimeの検索結果でも乗り換えポイントとして畜産試験場入口が出てくるのですが、こちらだとバス停の移動が面倒ですし、富士見温泉乗り換えで全然問題ありません。前橋で1時間つぶす必要がありますが、駅前のマクドナルドは席にコンセントがあり、充電にもってこいです。

 赤城山頂には大沼・小沼という2つのカルデラ湖があります。大沼の中の小島に大洞赤城神社があります。貸しボート屋などがあるあかぎ広場から歩いて10分ほどでたどり着きます。島には朱塗りの橋がかけられており、厳かさをかもしだしています。松林の中に建つ本殿、湖を取り囲むようにそびえる山々も立派なのですが、穏やかな湖が本当にいい感じです。ただ境内はシンプルに本堂と社務所があるだけなので、参拝はすぐに終わってしまいます。あとの時間は湖を眺めたり、食事処できのこ汁をいただいたりしていました。

三夜沢赤城神社は、上毛電鉄大胡駅からタクシーで15分のところにあります。こちらは山頂の方とは違って、境内が深閑とした森に包まれており、とてもいい雰囲気です。ただ、参拝できるのが拝殿しかないので、やはり30分ほどで終わってしまいます。行きかたですが、前橋にはふるさとバスという、タクシーのように呼びつける乗り合いバスがあります。ただ、駅からはとても離れているので、行きはすぐに来てくれるのですが、帰りは少し待たされることになります。行きのときに帰りも合わせて予約するのがいいかもしれません。

参拝を終えて大胡に戻ってきたのが17時前。桐生の有名なひもかわうどんの店である、ふる川へ向かいます。ひもかわうどんは、きしめんの何倍も広い麺が特徴で、特にふる川のは10センチ近くあることで有名です。開店が少し遅れていたこともあり幸いにも最初のローテで席につくことができました。カレーうどんセットを食べ、前橋で宿泊。もともと次の日に朝から赤城山に行くつもりだったけど、一日で赤城神社2社を周れるなら高崎で泊まったほうがよかったですね。