鳥海山&肘折温泉

本来は前日に鳥海山大物忌神社と酒田観光、この日に最上川下りと肘折温泉をめぐる予定だった。しかし前日に移動ができなかったため、鳥海山を第1として後は都度考えることとする。

朝食はほっとする美味しさでした。特に取り上げるなら、庄内産黒もずくのお味噌汁ですかね。ぷりぷりとして歯ごたえのあるが味噌汁の中で踊っていて、美味しいけど不思議な味噌汁でした。

想定していた乗り換えは次の通り。

  • 鶴岡 9:00→酒田9:31
  • 酒田9:35→吹浦9:53

鶴岡へ向かうバスの乗り合わせが悪いため、タクシーで駅まで行った。しかしJRは前日の大雨でダイアが乱れており、結局望みの列車が来たのは63分後でした。遅れや運休があることはわかっていたのだが、これだけ遅れるという情報はネットでは見つからなかったんだよなー。まー詮無い。

酒田を目指しながらこの後の予定を考える。1週間前の最上川への大雨の影響で、酒田ー新庄間は列車が完全に運休しており代替バスでの運行となっていた。最上川下りの営業所に電話をすると、一応午後から営業を再開すると言っている。しかし、予定通りの運行はとても期待できないことから、最上川下りも酒田観光もとりやめ、鳥海山のみを目標とする。

次の吹浦行きの列車は12:29発であり、酒田ではしばらく時間があったので、駅から歩いて20分ほどにあるラーメン屋満月に行くことにした。

開店の11時は過ぎてしまったので、しばらく待つことに。平日だから言うてそんなに客来ないだろうと思っていてたが、後からどんどん客がくる。ワンタンも麺も確かに美味しかったです。澄んだ出汁に醤油のきりっとした味とやわらかいワンタンの味のコントラストが素敵でした。

ここからの予定は以下の通り。吹浦での鳥海山大物忌神社の参拝が実質30分、酒田でのバス乗り換えが4分しかない、というまたリスキーな予定である。

鳥海山も山頂に本宮があって、ふもとの吹浦口に社務所と里宮がある。まーこんかいは参拝のみ。吹浦駅から歩いて10分弱で神社に着く。木に囲まれた急な石段を登ると、開けた場所に拝殿が建っている、裏の石垣の上に大物忌神社の本殿と、摂社として月山神社の社殿が並んで建っている。2つが全く同じ形で並んでいるので面白い。青空の中、周囲の森の緑が涼しげで、石砂利の上にすっと建つ社殿とその前にどっしりと聳える大木の存在感との対比をしばらく味わっていました。

帰りの電車が酒田に着くや、改札への階段に駆け出し、改札を出てコインロッカーからリュックを取り出して、駅で切符を買って、とばたばたしたが、無事乗り換えも出来た。バスは最上川沿いを走り20分遅れで新庄に到着。バスの車窓からは支流と合わさったり、曲がりくねったりと、最上川の様子を楽しむことができる。川が茶色に濁っていたのは残念だが仕方が無い。

新庄駅での待ち時間はほとんどなく、やってきたシャトルバスに乗り込む。郊外から山道へと1時間ほど走ったところで、山間の沢に温泉街の旅館がひしめいているのが見える。斜面の狭い道を降りていくと、200メートルくらいの狭い一本道に旅館が並んでいる。

宿に着いてからは、泉質が違うという公衆浴場に入りにいったり、宿の食事をいただいたり、宿の温泉に入ったりしつつ、艦これのメンテ明けを待つ。何をしてるんだか。明け即ログインして、夜更かしして海域開放を進め、朝に貸切風呂に入ってまたゲームを進め、となかなか優雅なプレイでした。