4/30 草津温泉

草津温泉榛名神社に行くことにしました。前の九州のようながっつりした遠出はしない、と考えると、そろそろ温泉に行こうかなと。

草津の玄関口は長野原草津口駅で、到着した列車に合わせて3台の大型バスが待ち構えていました。後に宿の人に聞いた話だと、前日はバスが全然足りなくて、到着するのもままならない状況だったらしいです。
ともあれ、草津バスセンターから谷底のほうへ下りていくと、有名な湯畑があります。箱を並べて樋のようにして湯を流し冷ましているらしい。何本にも分けられた湯の流れがまたひとつにまとめられ、滝のように注ぎ落とされる。こんなのが街の真ん中にあるのは、なんとも派手好きなセンスですけど、江戸時代らしいとも考えてみたり。
着いたのが丁度昼時だったので、食事をしようにもどこも行列になってました。入った蕎麦屋は、つゆの器の江戸切子が涼しげで、野草の天ぷらがさくさくで、まま楽しめたかな。そういえば、蕎麦やでいつも後悔するのは、9割とか10割の蕎麦を頼んでしまうこと。どうにも味がしっくりこないことが多いんですよね。二八そば頼めばいいんですけど。

チェックインまで時間もあるので、西の河原露天風呂を目指します。歩いて10分くらいで、温泉の水がところどころに池か水溜りかわからないけど溜まっている西の河原公園に着きます。石灰岩の砂礫の白と池の水の硫黄の緑が、もう如何にも生命を感じさせない色合いで、賽の河原とはこんな感じなのだろうと思えます。その中を親子づれやカップルが散策していて、なんとも不思議な光景でした。
露天風呂は結構な広さで、みんなが入っている様はなかなかいい感じでした。しかし泉質は特に肌がぴりぴりする感じでしたね。何度か浸かるのを足だけにしたりしたのですが、チェックインした後湯あたりで1時間ほど寝入ってしまいました。
あと、夕飯を間に挟んで御座の湯、大滝の湯に入りました。御座の湯は2種類のお湯に入れるのと、2階に湯畑を見下ろせる大きな休憩室があります。大滝の湯は露天があるのと、少しずつ熱いお湯に入っていく合わせ湯があります。どちらも観光客向けで安心なのですが、後で調べると地元の方用の共同浴場があるらしく、なんか深いですねえ。
夕食は最初どんぐりに行ったのですが、夜は予約のみ、とのことで観光サイトに取り上げられている暖に行きました。代表メニューの分厚い肉の豚しょうが焼き定食は、まあ見た目通りの味ではありました。

 

西の河原公園。

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湯畑の先はこんな風に湯を冷ますようになっているのね。

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