共有すればいいってわけじゃない

下記コメントのURLは、中国の動画共有サイトI'mTVの日本語版で、コンテンツはみんな中文だったり。
YouTubeの利用法をちゃんと調べないといけないんだけど、High Attentionなコンテンツって過去に放送したレア映像と感じています。どこかの誰かが持っているアーカイブ。

過去を切り出して持ってくる、つまり時間のhackというのが映像の本質の一つなのでしょう。「グラモフォン・フィルム・タイプライター」のフィルムの章で、キットラーは馬の連続写真の実験(両足が浮いているってやつね)とか戦争の記録映画が映像文化に果たした役割をあげ、連続した時間から特定のシーンを切り取る(つまりhackだ)点が映像メディアの特徴だと述べています。同様に考えれば、レイアウトは視点のあり方をhackしたものと言える。

だから、インターフェース、使い勝手は本質的に重要だと思います。YouTubeは個人アーカイブ(さらに言ってしまえば記憶)のインターフェースになっている。ただ動画共有サイトを作ればいいってわけじゃない。