劇場版レヴュースタァライト  LIVE#2を交えた私的解題(ドラフト)

試し書き。3回目の鑑賞を前にした解釈の整理です。★はロロロ、あるいはLIVE#2への言及

項目

  • 0. トマトは何の象徴か、あるいは彼女たちの動機
  • 1. ななはなぜ皆殺しのレヴューを始めたのか
  • 2. ななは、純那とのレヴューで何を得て、次の舞台に向かうのか
  • 3. ひかりは、まひるとのレヴューで何を得て、華恋と対峙するのか
  • 4. 劇中で再生産した華恋はどこへ行くのか
  • 5. 真矢はクロディーヌとのレヴューで何を得るのか

0. トマトは何の象徴か、あるいは彼女たちの動機

トマトは、痩せた土地でこそ美味しく実る。飢えや渇きの中から瑞々しく実ったトマトは、舞台少女の結実そのものである。
トマトを齧る=スタァライトを燃料に次の舞台へ向かう決意

★LIVE2の劇中歌で以下が歌い上げられる。LIVE2での彼女たちの動機付けであり、劇場版にもつながる
・華恋はふたりのスタァライトを演じたことで満足している
・ひかりは、自分をあきらめようとしていたことを後悔している
・真矢は、自分に並び立つライバルが現れたことを喜ぶ一方で、「強さの陰に隠してきた弱さが胸に刺さる」と歌う
・自分が見えないという華恋をひかりは導こうとする
・アンサンブルでは、何度傷ついてもスタァを目指す決意を歌っている

1. ななはなぜ皆殺しのレヴューを始めたのか

舞台少女は古い自分を燃焼して新しく生まれ変わるもの。TV版でスタァライトの終わりの続きを始めた。
→ならば観客の望む新章の続きで、自分を燃焼し新しく生まれ変わらないといけない。さもなければ舞台少女は死を迎える。「スタァライト」が新しく生まれ変わることなく終わってしまう。
★ロロロで、ななは、舞台の外から「少女歌劇レヴュースタァライト」の再演を見、舞台少女が生まれ変わる様を確認した
★LIVE2は、新しいスタァライト、新しい舞台を目指す、舞台少女たちを描いていた。

第99回聖翔祭の運命の舞台で7人を捕えていたななだからこそ、舞台少女たちを新たに燃焼させるため、キリンの役割を代わって担おうとしたのだと解釈する。

劇中では、ななは、「わたしもけりをつけないと」と言っている。けりとは、再演を行っていたこと、その背後にあるのは、同級生たちを挫折などから守りたいと思っていることであり、その代表が純那だということ。

2. ななは、純那とのレヴューで何を得て、次の舞台に向かうのか

★LIVE2で、第100回聖翔祭の後のななの台詞「わたし、みんなと、9人でスタァライトできてよかった。またみんなとスタァライトやりたい」
★LIVE2の八雲先生は、煌めく舞台を創造することを楽しもうとしている。八雲はかつてスタァライトのオーディションで敗れた過去を持つことが示唆されている。第100回聖翔祭のスタァライトを見て、その煌めきを手に入れたいと考えているようである。あるいは自分を乗り越えて、彼女たちが次の舞台へ立つ煌めきを手に入れることを望んでいる。

ななは、進路相談で俳優か演出かどちらの道を選ぶか悩んでいると答える。ななもまた、八雲先生、キリンのように、新しい舞台、新しい舞台少女の創造に自らが関わることを望んでいる。

 

★LIVE2で、かつて舞台を一緒に作ろうとしていたが離れてしまった友人と対峙するななに対し、純那は「白く染められた過去ならば色をつければいい」と言う。その言葉で力づけられたななは、因縁に打ち勝つ。
→純那の言葉で未来に目を向けるななというLIVE2での構図は、自分への誓いの強度をななに追及され、傷つくことを恐れず自分をさらけ出す覚悟を決めた純那と鏡写しの関係になっていると考える

3. ひかりは、まひるとのレヴューで何を得て、華恋と対峙するのか

劇中で、ひかりが新章スタァライトの後に続く舞台(3つ目のロンド)から降り、華恋から逃げたことが示される。レヴューでそのことをまひるから問い詰められたひかりは怖かったと告白する。その内容は、華恋のファンとなってしまうこと、と後に華恋に告げている。自ら煌めくことができなくなることを恐れていると考える。

その後のまひるの言葉により、ひかりは、自らがスタァとなるのに十分な力量と煌めきも持ってなくても、不安を抱えながらでも、演じてもいい、と気づく。そして、次の舞台に立つために足りていないものを、華恋に直視させようとする。まひるがひかりにしてくれたのと同じように。

★LIVE2で、かつての友人との戦いで、自らの舞台少女の在り方に悩むまひるに対し、ひかりは夢に向かって突き進むために自分自身と戦うよう告げる。一緒の舞台に立ちたいという友人の声に動揺したまひるは上掛けを奪われる。友人と一緒の舞台に立つことを選んだまひるに対して、その過去ごと受け入れることをななや純那が告げ、まひるは聖翔に戻ることを決める。

劇場版では、華恋との絆を共有するひかりに対し、一緒に舞台に立ちたかったとまひるは告白する。

→LIVE2と劇場版で、ひかりとまひるの関係は裏返しになっていると解釈する。

TV版での華恋とのレヴューでまひるが再確認したのは、自らの煌めき、そして喜びと苦しみを抱えつつ舞台に立つことへの決意である。劇場版では、まひるがひかりに同じものを気づかせた。

4. 劇中で再生産した華恋はどこへ行くのか

ひかりの指摘に対し、スタァライトに代わって燃焼するものを見つけていないひかりは「舞台少女の死」を迎えてしまう。
自らの過去を燃焼し再生産する華恋。
★LIVE2では、過去の絆を胸に次の舞台を目指すことを、なな、まひるが決意している

そうして、東京タワーは2つに折れ、思い出の展望台は無数のポジションゼロをまき散らし、先端はかつての大きなポジションゼロに再び突き立った。

華恋のレヴュー衣装にはポジションゼロが刻まれ、「レヴュースタァライト」を演じ切ってしまったと独白する。次の舞台を待つ観客のために、スタートポジションに立つ華恋。

5. 真矢はクロディーヌとのレヴューで何を得るのか

劇中では、クロディーヌは「ファウスト」のメフィストを演じ、真矢を堕落させようとする。ファウストは「常に向上の努力をなす者」の代表である。戯曲「ファウスト」のラストは、メフィストの作るまやかしを信じて死ぬファウストを、かつての恋人の祈りで救済されることで終わる。
★LIVE2でクロディーヌの実力を引き出すため真矢はまやかしとして青嵐側についてクロディーヌと戦ってみせる。劇場版のレヴューはその再演であり、同時に真矢自身を知るための仕掛けでもある。

真矢は、ななや純那と同じように、自らの望む完璧からの欠落に蓋をし、不安を押し隠し、完璧な舞台少女であることを演じている。

それで結局真矢は何を手に入れたのかは、考え中。

10/20(日)
日吉5:02 横浜5:17
横浜5:34 羽田空港国内線ターミナル5:54

JL253羽田6:55 広島空港8:20
受付時間帯6:00~6:25
予約番号:V204-1298-6914
瑞鶴・翔鶴パネルに会いたい方は、羽田空港(国内線)南ウィングの
12番カウンターにおるぞ。旅行会社カウンターとかがあるところの隣ね。

https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/files/map/terminal1/map.pdf

バス:広島空港 8:40 呉9:45
予約番号V115-1797-5095

呉イベントまとめ
https://kininaruberu.com/event/kure2019

艦これスタンプラリー1番と3番が分かりにくかった。
1番は大和波止場、台紙販売所横。
3番は呉駅にあるヒマラヤスポーツの前(2階)、連絡通路から改札の前通過して商業施設みたいなとこ抜けたら出れるのかな?構内図の左上の辺りか?

夜公演:呉信用金庫ホール(呉市文化ホール)
18:30開場/19:00開演
https://ticket.rakuten.co.jp/event/rtikaap/

呉  21:38 22:02 22:30 23:18
広島 22:26 22:44 23:10 23:59
広島ホテル 082-567-2250
https://www.hotel-livemax.com/hiroshima/hiroshima/

10/21(月)
広電5系統(普通) [広島港行き]
広島駅 6:11 6:24 6:34 6:44 6:53
広島港 6:41 6:55 7:05 7:16 7:25

宇品 7:00 7:30 8:06 8:40 9:15
中町 7:30 8:00 8:36 9:10 9:45

中町桟橋 7:48 8:05 *9:35 10:10
大柿高校 8:02 8:19 *9:49 10:24
ゆめタウン 8:30 *10:07 10:42

ゆめタウン 10:53 10:58 11:26
小用 11:12 11:17 11:45

小用 11:57
第1術科前 12:02

第1術科前 14:13 14:36 14:54:15:01 15:10
小用 14:19 14:42 15:00 15:07 15:16
小用→呉 14:47 15:35

https://www.mod.go.jp/msdf/kure/info/facilities/index.html#5

夕呉クルーズ 17:05~17:40
11HK0MFVJ

10/22
広島観光ナビ
https://www.hiroshima-kankou.com/

広島バスセンター 6:10 8:18
三段峡 8:15 9:33
https://gurutabi.gnavi.co.jp/a/a_2593/

三段峡 11:05 12:45
広島 12:34(可部) 14:52
https://www.hiroden.co.jp/bus/route/n-74-75.html

可部 12:49
横川 13:37
宮島口 13:59
http://jr-miyajimaferry.co.jp/

吉田郡山城
https://hiroshima-arekore-jiten1.site/yoshidagunyamajiroato1/

■呉
大和ミュージアム
てつのくじら館
入船山記念館
 旧呉鎮守府司令長官官舎
 入船山記念館前の公園(アニメ版の聖地)
アレイからすこじま
長迫公園
歴史の見える丘
旧呉鎮守府

青葉慰霊碑
市営バスで「鍋桟橋」下車、徒歩6分
伊勢・日向慰霊碑
音戸渡船口から600mぐらい

呉市エリア
https://www.hiroden.co.jp/bus/route/nav-kure.html

倉橋島
1 呉駅前?昭和町?鍋桟橋?藤の脇・桂浜温泉館
https://www.hiroden.co.jp/bus/route/k-1-map.html

宮原線
3 呉駅前?本通3丁目?宮原?鍋桟橋・音戸の瀬戸
4. 呉駅前?坪ノ内町?鍋桟橋
https://www.hiroden.co.jp/bus/route/k-3-4.html


江田島(えたじま)
https://www.go-etajima.net/ships.html
http://zekamashi1941.com/img/20171028085817914.png/

・第1術科学校(旧海軍兵学校跡地:第一術科学校
 平日 10:30, 13:00, 15:00
土日祝 10:00 11:00 13:00 15:00

・榛名と出雲の慰霊碑:小用港から徒歩15分程度

・陸軍海上艇進戦隊の慰霊碑

・大淀の慰霊碑:内海 or 江南橋 or ゆめタウン

・軍艦利根資料館&慰霊碑 長瀬海岸::中町から歩く
https://etajima-kankou.jimdo.com/%E6%AD%B4%E5%8F%B2-%E5%8F%B2%E8%B7%A1/%E6%AD%B4%E5%8F%B2-%E5%8F%B2%E8%B7%A1%E3%81%AE%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8/%E8%BB%8D%E8%89%A6%E5%88%A9%E6%A0%B9%E8%B3%87%E6%96%99%E9%A4%A8/
https://twitter.com/tone_museum

・ふるさと交流館
・砲台山

http://www.city.kure.hiroshima.jp/site/chinjufu/tinjufuallevent.html

サンライズ出雲
https://master-travel-etc.com/sunrise-hiroshima-tokyo/

瀬戸内フェリー シーパセオ
https://twitter.com/tosappo_gup/status/1173631088960266240
https://twitter.com/paulowniamarsh/status/1166710842345193472

クルーズは夕暮れがおすすめ
https://twitter.com/rongaisan0709/status/1174133016370663424

広島紙屋町のバスセンター(広島そごう3階)から、呉行きバス
船 朝8時15分広島港発の船に乗ると、護衛艦とすれ違う事もある

呉海自カレー
https://twitter.com/kurekaijicurry
https://www.kaijicurry.com/

https://twitter.com/GUMDROPap9/status/1176465063978225664

入船山秋祭り
https://hiroshima.keizai.biz/headline/3124/

呉案内
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=76832310

呉おすすめ食べ物まとめ
http://kancolle.doorblog.jp/archives/55976666.html

料理屋
たまや
https://tabelog.com/hiroshima/A3404/A340401/34019435/
11:00-22:00

居酒屋 利根 本店
https://tabelog.com/hiroshima/A3404/A340401/34012141/
17:00-23:00

ワイズカフェ

らーめんぶぅ

呉の駅近くのバー、カフェ ド ココ

艦これ佐世保鎮守府めぐり

 9.13~9/16の日程で開催された艦これ佐世保イベントは、端緒から電撃戦の様相を呈しておりました。7月のサーカスの際、夜公演待ちで入っていたスーパー銭湯で、昼公演で公表された日程を知り、急いでその場で佐世保の宿を押さえたのでした。その日の日中には佐世保のホテルが軒並み満室になり、提督たちを震撼させたのでした。
その後もJALと提携しての特別便運行、西肥バスと提携してのラッピングバスの運行、現地ローソンでの物販含めた特別展開、ライブでの広瀬香美さんの参戦など矢継ぎ早に謎の情報が公開され、誰もが全容をつかめないまま当日を迎えたのでした。

9/14~9/16の日程は次の通りです。前夜祭である9/13は平日で参戦できず。

9/14

9/15

  • 現地周遊

9/16

9/14

朝は少し早く出て、翔鶴姉ぇのポップを見るため第1旅客ターミナルをうろついたのですが、結局見つかりませんでした。後の情報によると、専用便の搭乗の時しか公開していなかったようで。
福岡空港から地下鉄で博多に着いてすぐ、名代ラーメン亭 博多駅地下街店でラーメンを。甘くてすっとして朝ラーに合った味。さらに改札前のパン屋で小さいクロワッサンを買い、列車へ。隣に座った人も提督さんでした。やはり高機動な方で、早岐に宿をとったと言っておられました。

佐世保駅からその足でアルカスSASEBOへ。前夜祭と同じく新春JazzでのToshIの映像を開演前に上映するとの告知が直前にあったのでした。前日に流れていた謎のキャラは、タニベユミさん創案のオリキャラで、映画泥棒さながら映像鑑賞の諸注意を呼びかけていました。タニベさん仕事しすぎやで(1回目)。ToshIの「モドレナイノ」に合わせて、赤のペンライトを振りコールをする提督たち。武道館での観客とそのまま地続きで参加しているようで、不思議な一体感でしたね。続いて「提督との絆」。ライブの時はただただ圧倒されていましたが、改めて聞いてよくぞここまで歌い上げてくれたものだと涙が出そうになりました。

映像が終わるとバンドの"1MYB"に続いて広瀬香美さんが登場し、"ロマンスの神様"へ。いや、まさか人生で、"Boy Meets Girl!"とこの曲のコールをすることになるとは思いませんでした。コールするたび広瀬さんが、嬉しそうに身悶えるのがこちらも嬉しかったです。続いて"Groovy!"。曲調で自然に周囲と同じようにコールする自分に、訓練されたものだなあなんて思いました。
その後も艦これの曲を演奏した1MYBの皆さんが達者で素晴らしかった。ドラムの北上さんのマジ叩きに、隣席の人と北上様ガチすぎる、と話してました。泡沫のシャングリアのギターの酒匂とベースの磯風のパフォーマンスもよかったし、キーボードの雪風はコーラスがとても可愛い。ボーカル曲ではタニベさんの「佐世保の時雨」が新曲で、タニベさんがサービス全開で舞台を走り回りつつの熱唱でした。タニベさん仕事しすぎやで(2回目)

最後は士官服に制帽の広瀬さんが、「ゲレンデがとけるほど恋したい」と艦これの曲を歌って終了。夏に歌うことはあまりなくこの話を伺ったときは戸惑った、オイ!オイ!と合いの手を受けながら歌ったのは初めて、なんてMCを挟みつつ、観客と一体になって盛り上がって新春Jazzに勝るとも劣らない素敵なライブでした。
閉幕後、スクリーンに告知があったのですが、昼公演では「佐世保が130周年ということは呉も?」とか「OREOって牛乳に浸すと美味しいですよね」とかもう中途半端で、ホールを出る提督たちの空気がなんともいえないものでした。

ライブが終わると、まずは駅に戻り観光案内所に。しかし目当ての軍港クルーズは3連休すべて満席との張り紙が。えぇ。後の話によると電話で予約ができたらしい。公式ページには現地での受付しかないと書いてあるのに、ずるい。
宿の佐世保ターミナルホテルに移動して荷物を置き、スタンプラリーのシートを貰いに佐世保市民文化ホール(旧海軍凱旋記念館)に行きます。佐世保総合医療センター前までバスで、そこから歩いてすぐです。着いたのは3時半過ぎですが、物販が時雨のタオルとマグカップ以外は残っていて割りとびっくり。やればできるじゃないか運営。中の「試製てるさめだち」はやっぱりタニベさん監修ですかね。タニベさん仕事しすぎやでぇ(3回目)

夜公演には少し時間があるので、島瀬公園側のスタンプを集めに行きます。前日のtwitterでは甲難易度の声も多かったですが、よみずいなどに比べると列が捌けるのが早く順調に集められました。各スタンプにはテントが立ちボランティアの方がチェックをしていました。ありがたいことです。

島瀬公園では、バス貯金箱のほか、蜂の家の軍艦シュー&カレー、サセボーロ、アジフライなどが売られていました。調子に乗って軍艦シューとアジフライを食べてしまいました。さらに佐世保バーガーBigManの列がほとんどなく、調子に乗ってグッズ付のバーガーを食べてしまいました。
駅近くのスタンプを残しアルカスSASEBOへ移動。夜公演を聴きました。特筆すべきは、広瀬香美さんの艦これ曲の熱唱度があがっていること。新春JAZZでもそうでしたが、節回しがこなれてよりダイナミックな歌唱だったと感じました。渚を越えても、提督との絆も本当によかった。あとはやっぱり北上様。激しい曲では肩をいからせてヘッドバンキングし、明るい曲ではずっと笑顔で、最後の曲ではスティックを放り投げ、退場のときも笑顔で両手を振って、実にロックな方でした。

終演後はすぐに、艦娘音頭の会場に移動。開始までは1時間半ほどありますが、そのくらい前に行かないといい場所がとれないことは過去のイベントで学習済。いつもの櫓からは協賛企業の名前入りの白提灯が満艦飾さながらに吊るされ、テンションがあがります。開始時には割りとスペース一杯に緑のペンライトが揺れていました。いつもの艦娘音頭になぜか瑞パラ音頭も挟み、最後は中の人抜きのアンコールも入りました。艦娘音頭の2番で、タニベさんの歌詞が飛び、提督たちが歌う一幕も。タニベさん仕事しすぎやでぇぇ(4回目)

閉演後はどの店も一杯そうで、少し離れたところにあるイタリアン居酒屋なレガートでレモンステーキを頂きました。

9/15

佐世保朝市に行ってみようと朝6:30頃に散歩したら、艦娘音頭の櫓の前に1人の提督がペットボトルを並べて準備していました。音頭の本番は13時間後なんですけど。ちなみに朝市はほとんど終わっていました。

一旦宿に戻り、9:00開始の艦艇の一般公開に倉島岸壁に行きます。30分前に着いたら4人既に並んでいました。意外に少ないかも。この日の公開はあきづきで、あきづきの艦内に貼られた紹介のシートには艦これの秋月も描かれていて「よい装備…」なんて呟いていました。他にはにちなん、しまかぜ、あけぼの、ありあけなどが停泊していました。にちなんは、海洋観測船で艦首のリール?が印象的です。

続いて、駅近くの残りのスタンプを回りました。11時近くになったので急ぎ商店街に戻り、レモンステーキ発祥の店といわれるレストラン門へ。前に4人並んでいました。店内では彼らと相席で情報交換をしていました。さすがみんな熟練の高機動提督。次の呉イベントが何時なのか喧々諤々していました。奮発して注文したサーロインのレモンステーキは熱々の鉄板に薄く広げたサーロイン肉が2枚並び、後からレモンの生絞り汁をかけて召し上がります。まあ、レモンでステーキではあるのですが、レモンの風味が肉とソースの2種類のくどさをいい感じにまとめあげていて、なるほどと思いました。

島瀬公園脇の史料館を見た後、町の端にある天満橋のローソンでまだ残っているコラボ商品を買い、市民文化ホールに戻ってスタンプラリーの景品引き換えを行いました。新たに増えた時雨待ち合わせモードのクリアファイルを選択。
その後はセイルタワーで展示を見ていました。セイルタワー自体は2度目ですがやはり圧倒されますね。1Fの特設展示に進水記念の絵葉書が飾っているのですが、雪風のが、吹雪く海を航海する軍艦という絵柄で、艦これ4コマで描かれていたネタそのままで笑ってしまいました。あと、工作艦明石の絵葉書が、明石城が描かれていたり柿本人麻呂が描かれていたりと、地元色満載で嬉しかったです。
その後は、市民文化ホールから少し上ったところにある銭湯で体を休め、商店街を戻り、5時前にささいずみに入りました。

店内はまばらで、座敷にグループが一人いるくらい。カウンターに座って、アジの活け造りなどちょいちょい食べ始めます。名物のイカの活け造りも3500円からの大きいものしかない、うちわエビも大きいのばかり、ということで、カワハギの刺身とかすりみ揚げとか頼みます。さらに途中隣に座った提督に持ちかけ、イカの活け造りを山分けして食べました。さらに別の提督と3人で盛り上がり、艦娘音頭の後、別の店でまた飲んだのでした。本当に美味しいお酒でした。

9/16

午後に公演があるので遠出も難しく、海軍墓地に行くことにしました。宮川町のバス停で下り、少し坂を登ると東公園はあります。時折他の提督と行き交いながら、慰霊碑にひとつひとつお祈りをしました。時雨を含む二十七駆の慰霊碑を掃除する若い方がおられました。
町に戻り、アーケードをそぞろ歩きます。C&Bバーガーズでは店頭に貼っている紙に朝潮を描いた女の方が接客をしていました。空き店舗のシャッターが半分開き、わりと大勢のスタッフの方が朝の確認のために集合されていました。八百屋には、筆書きで「歓迎 提督ノ皆様ようこそ佐世保へ」なんて大書した紙が貼ってました。それぞれのお店が、推しの艦娘のポスターを貼ったり自ら絵を描き暖かい言葉を添えていました。本当に多くの団体・企業・お店が準備をして、このイベントが成り立っているのだと感じました。

島瀬公園で蜂の家のカレーを食べ、お土産に向かいにあるデパート金屋で名物のサンドイッチを買い、市民文化ホールに向かいました。艦娘太鼓in佐世保は12:30開場、13:00開演と時間が限られてましたが、イベント慣れしている提督が多いのもあってか、割とすんなりと入場が済みました。演目としてはいつもの艦これの曲に加えて、舞浜のサーカスのオリジナル曲に深海道化姫が加わったり、宮川さんとタニベさんが一緒に太鼓を叩いたり、宮川さんが「モドレナイノ」をノリノリの振りで歌ったり、タニベさんがトランペットを吹いたりと、楽しめました。前日のような特別ゲストや今後の予定についての具体的な発表はなかったですね。

演目が終ったのが14:30頃と早かったので、歩いて駅まで戻りました。もうこの頃にはスタンプラリーに並ぶ人もなく、祭の終わりを感じさせられました。

帰りの特急はあらかじめ指定席をとっていたのだけど、ホームに上がると自由席の乗り場に乗客が長い列を作っていました。博多の駅ビルでラーメンを食べ(またか)、少し早めに空港に着き、最終公演の様子を調べていると、呉のイベントの開催日が10/20と発表があったとのこと。はぁぁ?と思いながら急ぎホテルを探すも、すでに呉のホテルは埋まっており、とりあえず広島駅近くのホテルを押さえたところで飛行機の搭乗案内が始まったのでした。

(予定)白山ひめ神社、湯涌温泉

8/16
http://www.tabimati.net/rosen_bus_new
温泉山中線 
山代東口 7:21 7:59
加賀温泉駅 7:36 8:14
加賀温泉 7:48 8:19
西金沢 8:35 8:59
新西金沢 - 9:05
鶴来 - 9:32
鶴来 10:12 10:50
新西金沢 10:38 11:16
西金沢 - 11:37
金沢 - 11:42

https://yuwaku.gr.jp/access/
金沢駅東口7番乗り場 11:56
湯涌温泉 12:56

http://www.kaetsunou.co.jp/regular/nanto-kanazawa/
金沢駅西口 13:05
福光駅前 13:56
福光14:33→城端14:41

(予定)那谷寺、山代温泉

和倉温泉 8:01 8:35 9:13
七尾8:13 8:53 9:48
金沢 9:51 10:22 11:22

和倉温泉 9:13→七尾9:19
七尾9:48→金沢11:22
金沢11:28→粟津12:05

 

小松駅:粟津A路線
http://komatsubus.jp/time/time20.pdf?20190401
粟津駅前 10:25 12:35 13:35 14:35 15:40
那谷寺 10:42 12:52
那谷寺12:58 13:58 14:58 16:05
粟津駅前 13:12 14:12 15:12
粟津 13:14 14:17 15:17
加賀温泉 13:22 14:24 15:24

山代温泉
http://www.yamashiro-spa.or.jp/

気多神社、七尾城、和倉温泉

最後の一ノ宮となる羽咋気多神社に行き和倉温泉に泊まりました。

金沢ではつい最近開業したビジネスホテルに泊まったのですが、朝食のビュッフェの開始時間に行ったら、食堂が満席でいつ食べられるかわからなかったので、朝食を食べずにチェックアウトしたのでした。エレベータも少なかったし、満足度の低いホテルでした。新しいからといって色々考えられているわけではないんだね。

予定より1本早い列車で羽咋(はくい)に着き、やはり接続が微妙なバスをあきらめてタクシーで気多大社へ向かいました。駅でレンタサイクルを扱っているので、天候が許せばそれで行くのがいいかも。神社は能登国一ノ宮であって越中国勧進しただけのことはあり、格式ある感じでした。神門も拝殿も檜皮葺の落ち着いた出で立ちで、周囲の松の木とのコントラストが素敵でした。天気もよく、晴れやかな気分で参拝しました。あと神門のそでで巫女さんが、境内と神事について説明してくれたのも目新しかったです。ご朱印ガール向けに縁結び関連の神事をよく行っているようです。

本殿の裏には、入らずの森と呼ばれる社叢があります。本殿の横に遥拝所があるのですが原生林といったところ。奥社が中にあるそうで。他に木々に囲まれて摂社があり、それぞれお参りします。参道から横に抜けると神宮寺があるのですが、そこから裏手に行くと、社叢に沿って歩くことができます。

待っていてもらったタクシーで駅に戻り、七尾へ向かいます。UFO展示で有名なコスモアイル羽咋も気になったんですがね。羽咋がUFOのまちを名乗っているのは、別にUFOの目撃例がたくさんある、とかでもなく、何となくなようです。

七尾駅でタクシーを捕まえ、七尾城の本丸駐車場まで登りました。林の間に、三段に積まれた野面の石垣がありました。思ったよりでかい。間の石段を登っていくと、広く開けた本丸跡に出ます。平らな芝生から広く開けた青空と眼下の能登湾とを臨む景色は、こんなの見たことねえという程に綺麗なものでした。端には石碑と当時の便を残すように神社が建っておりました。山頂から30分ほどかけて山を下りました。途中、二の丸、三の丸、温井家や遊佐家の屋敷跡などが延々と連なり、中々他にない縄張りの広さを実感できました。

ふもとの城史博物館からバスで駅に戻り、昼食を食べてから、バスで和倉温泉まで行きました。和倉温泉駅から温泉街まではちょっと離れているんですよね。宿に行ってみたもののチェックインできず、とりあえず総湯で風呂をいただきました。
またバスに乗り、今度は能登島へ行きました。真ん中に起伏のあるのとじま大橋を渡り、時折海岸線を走り、終点ののとじま水族館で時間をつぶしました。水族館はジンベイザメも泳ぐ大水槽を回り込みながら上から下まで見られるのがよかったです。あとは、すぐ目の前まで来てくれるペンギンかわいい。景色については、内海だからか海の水がとても澄んでいたのが印象的でした。

水族館からバスで、七尾駅に戻り、町外れにある能登前の寿司やで回らない寿司を食べました。割と安いのにめちゃめちゃ美味しかったです。新鮮なのももちろんいいし、コハダみたいに手を加えたものも美味しい。

駅まで戻り、今度は電車で和倉温泉駅まで行きました。列車がなぜか「花咲くいろは」のラッピング列車でした。夕暮れぎりぎりにホテルに着き、急ぎ露天風呂へ行って、日の入り後の空を眺めながら風呂をいただきました。
そこそこデカいホテルで、10000円という破格の部屋だったのですが、給湯室か配膳室だったんではないかという部屋の小ささに、台の上に薄い布団を敷いただけの作りで、これはこれで得がたい経験でした。わびしかったですがw