艦これ佐世保鎮守府めぐり

 9.13~9/16の日程で開催された艦これ佐世保イベントは、端緒から電撃戦の様相を呈しておりました。7月のサーカスの際、夜公演待ちで入っていたスーパー銭湯で、昼公演で公表された日程を知り、急いでその場で佐世保の宿を押さえたのでした。その日の日中には佐世保のホテルが軒並み満室になり、提督たちを震撼させたのでした。
その後もJALと提携しての特別便運行、西肥バスと提携してのラッピングバスの運行、現地ローソンでの物販含めた特別展開、ライブでの広瀬香美さんの参戦など矢継ぎ早に謎の情報が公開され、誰もが全容をつかめないまま当日を迎えたのでした。

9/14~9/16の日程は次の通りです。前夜祭である9/13は平日で参戦できず。

9/14

9/15

  • 現地周遊

9/16

9/14

朝は少し早く出て、翔鶴姉ぇのポップを見るため第1旅客ターミナルをうろついたのですが、結局見つかりませんでした。後の情報によると、専用便の搭乗の時しか公開していなかったようで。
福岡空港から地下鉄で博多に着いてすぐ、名代ラーメン亭 博多駅地下街店でラーメンを。甘くてすっとして朝ラーに合った味。さらに改札前のパン屋で小さいクロワッサンを買い、列車へ。隣に座った人も提督さんでした。やはり高機動な方で、早岐に宿をとったと言っておられました。

佐世保駅からその足でアルカスSASEBOへ。前夜祭と同じく新春JazzでのToshIの映像を開演前に上映するとの告知が直前にあったのでした。前日に流れていた謎のキャラは、タニベユミさん創案のオリキャラで、映画泥棒さながら映像鑑賞の諸注意を呼びかけていました。タニベさん仕事しすぎやで(1回目)。ToshIの「モドレナイノ」に合わせて、赤のペンライトを振りコールをする提督たち。武道館での観客とそのまま地続きで参加しているようで、不思議な一体感でしたね。続いて「提督との絆」。ライブの時はただただ圧倒されていましたが、改めて聞いてよくぞここまで歌い上げてくれたものだと涙が出そうになりました。

映像が終わるとバンドの"1MYB"に続いて広瀬香美さんが登場し、"ロマンスの神様"へ。いや、まさか人生で、"Boy Meets Girl!"とこの曲のコールをすることになるとは思いませんでした。コールするたび広瀬さんが、嬉しそうに身悶えるのがこちらも嬉しかったです。続いて"Groovy!"。曲調で自然に周囲と同じようにコールする自分に、訓練されたものだなあなんて思いました。
その後も艦これの曲を演奏した1MYBの皆さんが達者で素晴らしかった。ドラムの北上さんのマジ叩きに、隣席の人と北上様ガチすぎる、と話してました。泡沫のシャングリアのギターの酒匂とベースの磯風のパフォーマンスもよかったし、キーボードの雪風はコーラスがとても可愛い。ボーカル曲ではタニベさんの「佐世保の時雨」が新曲で、タニベさんがサービス全開で舞台を走り回りつつの熱唱でした。タニベさん仕事しすぎやで(2回目)

最後は士官服に制帽の広瀬さんが、「ゲレンデがとけるほど恋したい」と艦これの曲を歌って終了。夏に歌うことはあまりなくこの話を伺ったときは戸惑った、オイ!オイ!と合いの手を受けながら歌ったのは初めて、なんてMCを挟みつつ、観客と一体になって盛り上がって新春Jazzに勝るとも劣らない素敵なライブでした。
閉幕後、スクリーンに告知があったのですが、昼公演では「佐世保が130周年ということは呉も?」とか「OREOって牛乳に浸すと美味しいですよね」とかもう中途半端で、ホールを出る提督たちの空気がなんともいえないものでした。

ライブが終わると、まずは駅に戻り観光案内所に。しかし目当ての軍港クルーズは3連休すべて満席との張り紙が。えぇ。後の話によると電話で予約ができたらしい。公式ページには現地での受付しかないと書いてあるのに、ずるい。
宿の佐世保ターミナルホテルに移動して荷物を置き、スタンプラリーのシートを貰いに佐世保市民文化ホール(旧海軍凱旋記念館)に行きます。佐世保総合医療センター前までバスで、そこから歩いてすぐです。着いたのは3時半過ぎですが、物販が時雨のタオルとマグカップ以外は残っていて割りとびっくり。やればできるじゃないか運営。中の「試製てるさめだち」はやっぱりタニベさん監修ですかね。タニベさん仕事しすぎやでぇ(3回目)

夜公演には少し時間があるので、島瀬公園側のスタンプを集めに行きます。前日のtwitterでは甲難易度の声も多かったですが、よみずいなどに比べると列が捌けるのが早く順調に集められました。各スタンプにはテントが立ちボランティアの方がチェックをしていました。ありがたいことです。

島瀬公園では、バス貯金箱のほか、蜂の家の軍艦シュー&カレー、サセボーロ、アジフライなどが売られていました。調子に乗って軍艦シューとアジフライを食べてしまいました。さらに佐世保バーガーBigManの列がほとんどなく、調子に乗ってグッズ付のバーガーを食べてしまいました。
駅近くのスタンプを残しアルカスSASEBOへ移動。夜公演を聴きました。特筆すべきは、広瀬香美さんの艦これ曲の熱唱度があがっていること。新春JAZZでもそうでしたが、節回しがこなれてよりダイナミックな歌唱だったと感じました。渚を越えても、提督との絆も本当によかった。あとはやっぱり北上様。激しい曲では肩をいからせてヘッドバンキングし、明るい曲ではずっと笑顔で、最後の曲ではスティックを放り投げ、退場のときも笑顔で両手を振って、実にロックな方でした。

終演後はすぐに、艦娘音頭の会場に移動。開始までは1時間半ほどありますが、そのくらい前に行かないといい場所がとれないことは過去のイベントで学習済。いつもの櫓からは協賛企業の名前入りの白提灯が満艦飾さながらに吊るされ、テンションがあがります。開始時には割りとスペース一杯に緑のペンライトが揺れていました。いつもの艦娘音頭になぜか瑞パラ音頭も挟み、最後は中の人抜きのアンコールも入りました。艦娘音頭の2番で、タニベさんの歌詞が飛び、提督たちが歌う一幕も。タニベさん仕事しすぎやでぇぇ(4回目)

閉演後はどの店も一杯そうで、少し離れたところにあるイタリアン居酒屋なレガートでレモンステーキを頂きました。

9/15

佐世保朝市に行ってみようと朝6:30頃に散歩したら、艦娘音頭の櫓の前に1人の提督がペットボトルを並べて準備していました。音頭の本番は13時間後なんですけど。ちなみに朝市はほとんど終わっていました。

一旦宿に戻り、9:00開始の艦艇の一般公開に倉島岸壁に行きます。30分前に着いたら4人既に並んでいました。意外に少ないかも。この日の公開はあきづきで、あきづきの艦内に貼られた紹介のシートには艦これの秋月も描かれていて「よい装備…」なんて呟いていました。他にはにちなん、しまかぜ、あけぼの、ありあけなどが停泊していました。にちなんは、海洋観測船で艦首のリール?が印象的です。

続いて、駅近くの残りのスタンプを回りました。11時近くになったので急ぎ商店街に戻り、レモンステーキ発祥の店といわれるレストラン門へ。前に4人並んでいました。店内では彼らと相席で情報交換をしていました。さすがみんな熟練の高機動提督。次の呉イベントが何時なのか喧々諤々していました。奮発して注文したサーロインのレモンステーキは熱々の鉄板に薄く広げたサーロイン肉が2枚並び、後からレモンの生絞り汁をかけて召し上がります。まあ、レモンでステーキではあるのですが、レモンの風味が肉とソースの2種類のくどさをいい感じにまとめあげていて、なるほどと思いました。

島瀬公園脇の史料館を見た後、町の端にある天満橋のローソンでまだ残っているコラボ商品を買い、市民文化ホールに戻ってスタンプラリーの景品引き換えを行いました。新たに増えた時雨待ち合わせモードのクリアファイルを選択。
その後はセイルタワーで展示を見ていました。セイルタワー自体は2度目ですがやはり圧倒されますね。1Fの特設展示に進水記念の絵葉書が飾っているのですが、雪風のが、吹雪く海を航海する軍艦という絵柄で、艦これ4コマで描かれていたネタそのままで笑ってしまいました。あと、工作艦明石の絵葉書が、明石城が描かれていたり柿本人麻呂が描かれていたりと、地元色満載で嬉しかったです。
その後は、市民文化ホールから少し上ったところにある銭湯で体を休め、商店街を戻り、5時前にささいずみに入りました。

店内はまばらで、座敷にグループが一人いるくらい。カウンターに座って、アジの活け造りなどちょいちょい食べ始めます。名物のイカの活け造りも3500円からの大きいものしかない、うちわエビも大きいのばかり、ということで、カワハギの刺身とかすりみ揚げとか頼みます。さらに途中隣に座った提督に持ちかけ、イカの活け造りを山分けして食べました。さらに別の提督と3人で盛り上がり、艦娘音頭の後、別の店でまた飲んだのでした。本当に美味しいお酒でした。

9/16

午後に公演があるので遠出も難しく、海軍墓地に行くことにしました。宮川町のバス停で下り、少し坂を登ると東公園はあります。時折他の提督と行き交いながら、慰霊碑にひとつひとつお祈りをしました。時雨を含む二十七駆の慰霊碑を掃除する若い方がおられました。
町に戻り、アーケードをそぞろ歩きます。C&Bバーガーズでは店頭に貼っている紙に朝潮を描いた女の方が接客をしていました。空き店舗のシャッターが半分開き、わりと大勢のスタッフの方が朝の確認のために集合されていました。八百屋には、筆書きで「歓迎 提督ノ皆様ようこそ佐世保へ」なんて大書した紙が貼ってました。それぞれのお店が、推しの艦娘のポスターを貼ったり自ら絵を描き暖かい言葉を添えていました。本当に多くの団体・企業・お店が準備をして、このイベントが成り立っているのだと感じました。

島瀬公園で蜂の家のカレーを食べ、お土産に向かいにあるデパート金屋で名物のサンドイッチを買い、市民文化ホールに向かいました。艦娘太鼓in佐世保は12:30開場、13:00開演と時間が限られてましたが、イベント慣れしている提督が多いのもあってか、割とすんなりと入場が済みました。演目としてはいつもの艦これの曲に加えて、舞浜のサーカスのオリジナル曲に深海道化姫が加わったり、宮川さんとタニベさんが一緒に太鼓を叩いたり、宮川さんが「モドレナイノ」をノリノリの振りで歌ったり、タニベさんがトランペットを吹いたりと、楽しめました。前日のような特別ゲストや今後の予定についての具体的な発表はなかったですね。

演目が終ったのが14:30頃と早かったので、歩いて駅まで戻りました。もうこの頃にはスタンプラリーに並ぶ人もなく、祭の終わりを感じさせられました。

帰りの特急はあらかじめ指定席をとっていたのだけど、ホームに上がると自由席の乗り場に乗客が長い列を作っていました。博多の駅ビルでラーメンを食べ(またか)、少し早めに空港に着き、最終公演の様子を調べていると、呉のイベントの開催日が10/20と発表があったとのこと。はぁぁ?と思いながら急ぎホテルを探すも、すでに呉のホテルは埋まっており、とりあえず広島駅近くのホテルを押さえたところで飛行機の搭乗案内が始まったのでした。

(予定)白山ひめ神社、湯涌温泉

8/16
http://www.tabimati.net/rosen_bus_new
温泉山中線 
山代東口 7:21 7:59
加賀温泉駅 7:36 8:14
加賀温泉 7:48 8:19
西金沢 8:35 8:59
新西金沢 - 9:05
鶴来 - 9:32
鶴来 10:12 10:50
新西金沢 10:38 11:16
西金沢 - 11:37
金沢 - 11:42

https://yuwaku.gr.jp/access/
金沢駅東口7番乗り場 11:56
湯涌温泉 12:56

http://www.kaetsunou.co.jp/regular/nanto-kanazawa/
金沢駅西口 13:05
福光駅前 13:56
福光14:33→城端14:41

(予定)那谷寺、山代温泉

和倉温泉 8:01 8:35 9:13
七尾8:13 8:53 9:48
金沢 9:51 10:22 11:22

和倉温泉 9:13→七尾9:19
七尾9:48→金沢11:22
金沢11:28→粟津12:05

 

小松駅:粟津A路線
http://komatsubus.jp/time/time20.pdf?20190401
粟津駅前 10:25 12:35 13:35 14:35 15:40
那谷寺 10:42 12:52
那谷寺12:58 13:58 14:58 16:05
粟津駅前 13:12 14:12 15:12
粟津 13:14 14:17 15:17
加賀温泉 13:22 14:24 15:24

山代温泉
http://www.yamashiro-spa.or.jp/

気多神社、七尾城、和倉温泉

最後の一ノ宮となる羽咋気多神社に行き和倉温泉に泊まりました。

金沢ではつい最近開業したビジネスホテルに泊まったのですが、朝食のビュッフェの開始時間に行ったら、食堂が満席でいつ食べられるかわからなかったので、朝食を食べずにチェックアウトしたのでした。エレベータも少なかったし、満足度の低いホテルでした。新しいからといって色々考えられているわけではないんだね。

予定より1本早い列車で羽咋(はくい)に着き、やはり接続が微妙なバスをあきらめてタクシーで気多大社へ向かいました。駅でレンタサイクルを扱っているので、天候が許せばそれで行くのがいいかも。神社は能登国一ノ宮であって越中国勧進しただけのことはあり、格式ある感じでした。神門も拝殿も檜皮葺の落ち着いた出で立ちで、周囲の松の木とのコントラストが素敵でした。天気もよく、晴れやかな気分で参拝しました。あと神門のそでで巫女さんが、境内と神事について説明してくれたのも目新しかったです。ご朱印ガール向けに縁結び関連の神事をよく行っているようです。

本殿の裏には、入らずの森と呼ばれる社叢があります。本殿の横に遥拝所があるのですが原生林といったところ。奥社が中にあるそうで。他に木々に囲まれて摂社があり、それぞれお参りします。参道から横に抜けると神宮寺があるのですが、そこから裏手に行くと、社叢に沿って歩くことができます。

待っていてもらったタクシーで駅に戻り、七尾へ向かいます。UFO展示で有名なコスモアイル羽咋も気になったんですがね。羽咋がUFOのまちを名乗っているのは、別にUFOの目撃例がたくさんある、とかでもなく、何となくなようです。

七尾駅でタクシーを捕まえ、七尾城の本丸駐車場まで登りました。林の間に、三段に積まれた野面の石垣がありました。思ったよりでかい。間の石段を登っていくと、広く開けた本丸跡に出ます。平らな芝生から広く開けた青空と眼下の能登湾とを臨む景色は、こんなの見たことねえという程に綺麗なものでした。端には石碑と当時の便を残すように神社が建っておりました。山頂から30分ほどかけて山を下りました。途中、二の丸、三の丸、温井家や遊佐家の屋敷跡などが延々と連なり、中々他にない縄張りの広さを実感できました。

ふもとの城史博物館からバスで駅に戻り、昼食を食べてから、バスで和倉温泉まで行きました。和倉温泉駅から温泉街まではちょっと離れているんですよね。宿に行ってみたもののチェックインできず、とりあえず総湯で風呂をいただきました。
またバスに乗り、今度は能登島へ行きました。真ん中に起伏のあるのとじま大橋を渡り、時折海岸線を走り、終点ののとじま水族館で時間をつぶしました。水族館はジンベイザメも泳ぐ大水槽を回り込みながら上から下まで見られるのがよかったです。あとは、すぐ目の前まで来てくれるペンギンかわいい。景色については、内海だからか海の水がとても澄んでいたのが印象的でした。

水族館からバスで、七尾駅に戻り、町外れにある能登前の寿司やで回らない寿司を食べました。割と安いのにめちゃめちゃ美味しかったです。新鮮なのももちろんいいし、コハダみたいに手を加えたものも美味しい。

駅まで戻り、今度は電車で和倉温泉駅まで行きました。列車がなぜか「花咲くいろは」のラッピング列車でした。夕暮れぎりぎりにホテルに着き、急ぎ露天風呂へ行って、日の入り後の空を眺めながら風呂をいただきました。
そこそこデカいホテルで、10000円という破格の部屋だったのですが、給湯室か配膳室だったんではないかという部屋の小ささに、台の上に薄い布団を敷いただけの作りで、これはこれで得がたい経験でした。わびしかったですがw

飛騨一宮水無神社、白山比咩神社

富山から金沢に移動するにあたり、飛騨国一ノ宮である水無神社を経由することにしました。また、台風が近づく前に目的をこなしたかったので、白山比咩神社に行きました。スケジュールは以下。

飛騨一ノ宮へはJRとバスで行くことができるのですが、いずれも本数が限られています。今回行き、戻りとも高山からバスで行く予定を立てていたのですが、戻りのバスがお盆に運転しておらず、タクシーで戻る羽目になりました。ただ実はJRでこの日飛騨一ノ宮9;57→高山10:04の列車があったんですよね。これを見つけられなかったのが今回の計画で一番悔やまれることでした。

水無神社は飛騨一ノ宮バス停から歩いて数分のところにあります。広い玉砂利の敷地に向き合うように拝殿が建っています。主神は御歳大神といって、特に関西に多くある大歳神社に祀られている食物の神様です。正月にやってくる来訪神で、とんど(歳徳)焼きは、この神様を見送る風習なのだそうで。境内は、大スギなど高い木々から影が深く差し、風が静かに流れ、時間がゆっくり流れているようでした。絵馬殿に座ってのんびりとタクシーを待っていました。

高山には、バス待ちで都合2時間居ることになりました。古い町並を歩き、朝市に行って牛乳飲んだりクロワッサン食べ、橋の欄干に立っている手長足長の像を見て、後は暑いので待合室に居たのでした。高山・白川郷の人気は相変わらずで、山のような荷物を持った外国人旅行者がバス乗り場に溢れかえっていました。高山には「君の名は。」の聖地になっている神社があるので、事前に調べていれば行けたのですが。

金沢へは、白川郷を経由して行くバスを事前に予約していました。しかし、途中白川郷への道が超渋滞し30分遅れで金沢に到着しました。これでも高岡経由で行くよりは早いのですがね。昨日行った城端やその途中の福光駅らから一日数本出ているバスで金沢入りするのが、おすすめルートかもしれません。

金沢から白山比咩神社のある鶴来へ向かいます。駅から神社へは、幸いレンタサイクルが駅正面の役所にあります。いちおうバスはあるのですが乗り合わせが絶望的で、歩くことを覚悟していただけに駅前で見つけたときはうれしかったですね。自転車だと10分ほどで神社に到着します。途中、日本酒の「菊姫」の本社がありました。昔の造り酒屋の家屋の横に高いビルが建っていて印象的でした。「萬歳楽」の本店も鶴木にあるみたいですね。

白山比咩神社は、加賀一ノ宮であり、空母加賀そして護衛艦かがの艦内神社です。鳥居をくぐるとすぐ木々に包まれた緩やかな坂の参道があります。木漏れ日がわずかに射し込み、視界いっぱいを緑に照らします。手水を注ぐ龍の像も緑に錆び、狛犬は緑に苔むしていました。奥にある本殿は端正な作りで境内は落ち着いた空気で、心地いい空間でした。

金沢に戻り、近江町市場の回転すしで夕食をとりました。のど黒は勿論美味しかったのですが、個人的にはさわらそでと生トロサバがよかったです。その後は、尾張町から泉鏡花記念館の前を通って、主計町からひがし茶屋街を歩きました。割と祇園に近い感じ。浅野川大橋たもとの地ビール屋でビールをいただき、すぐ近くの銭湯でお風呂に入り、宿に戻りました。バスがわかりにくい以外はいい街ですね。がさエビの食べられる季節にもう一度来たいものです。

気多神社、高瀬神社、城端

富山県にある残り二社の一ノ宮へ行きました。一社は加越能バスの伏木一の宮停留所から歩いたところにある気多神社。もう1社は、福野駅から車で10分のほどにある高瀬神社。スケジュールは以下。

 当初は、高瀬神社から気多神社へ行ってから氷見に向かう積もりでした。ただ、城端に行ってみたくなったので、急遽上記のルートに変更したのでした。

加越能バスの有能さにも助けられました。加越能バスは高岡を中心に氷見の方へ巡回バスを出していたり、城端から金沢の方へ定期便を出していたり、時間を選べば効率的に移動できます。時刻表はこちら

気多神社はバス停から坂を上っていった先にあります。途中、地蔵がたくさん並んでいる敷地があるので何かと思ったら越中国分寺跡でした。この辺りに国府があったことが周囲の地名にも残っています。

気多神社Wikiには縁起が書かれています。かいつまむと、

国府近くの神社が一ノ宮争いに勝つというのは、尾張国の真清田神社でもありましたね。越中国のWikiには、高瀬神社国府が近くにあった時代があったことで一ノ宮となったことが書かれています。

石段を登り石灯篭の並ぶ参道を進むと、斜面になった境内に点在する形で社殿や石碑があります。木々に囲まれた中、庭を散策するように境内を巡るのはなかなか楽しかったです。末社大伴家持を祀る神社がありました。高岡近辺にはあちこちに大伴家持の歌碑がありますね。越中国の国守としてしばらく赴任していたとのことで、近くには高岡市万葉歴史館というのがあります。

バスで島尾に移動します。途中は海岸線を走ったり、義経が雨宿りをしたという義経岩があります。島尾からは氷見うどんで有名な海津屋まで歩きます。20分ほどですが、近づいてくる台風の影響もあって、超真夏日に田んぼの横を歩くのは命の危険を感じるレベルでした。開長時間待って食べた氷見うどんは、手延べにしては腰があってまあ美味しいです。腰の分だけ水沢うどんよりいいかな。ただ弾力が喉ごしの美味しさに繋がる讃岐のような普通のうどんと比べると、物足りなくもある。

バスで高岡に戻り、JR城端線の福野駅で降ります。忍者ハットリくんのラッピング列車が走っていました。高岡は藤子・F・不二雄の出身地で、駅前にはドラえもん銅像がありましたね。福野駅から高瀬神社へはバスも一応あるのですが本数が少なく、帰りは歩く予定でいたのですが、島尾で歩いたときにあまりに暑かったので、タクシーで行くことにしたのでした。福野駅にはロータリーがあってタクシーが最低一台はいる感じでした。タクシーでは運ちゃんが、富山の小学生は立山の雄山への登山が必修という話をしていました。立山に登らなければ一人前として認められないという話をWikiで読んでいたのですが、普通に今でも残っているのですね。
高瀬神社は公園のような綺麗な神社でした。玉砂利の敷き詰められた境内の奥に立派な拝殿があります。欄間の彫刻が立派なのと、吊るされた風鈴が印象的でした。横に主神の大国主命にちなんで兎の像がありました。まあでもそんなに見るところはないです。

福野から城端(じょうばな)へ向かいます。城端越中の小京都と呼ばれる町並で有名なこと、あと何よりもP.A.Worksの作品「True Tears」、「サクラクエスト」の聖地として有名なことから行ってみることにしました。いや、どちらの作品もちゃんと見ていないのですが。

城端駅(「サクラクエスト」で何度も出てくるあの駅)から10分ほど歩くと、真宗大谷派の別院である善徳寺が見えてきます。寺は高台にあるのですが、回り込むように登る坂がとても印象的です。「True Tears」では主人公の通学路として描かれていました。

善徳寺の裏門が開いていたので中に入ったのですが、これがまた広くて入り組んでいてとても楽しい。SEKIROをプレイしているようでした。本堂の方に来ると何やら説法をしているようで、開放されていたのはそのためだったのもしれません。

善徳寺前から町を歩きましたが、路地裏に残る古い街並、ゆるく坂になっていたりカーブになっていたりと変化に富んだ通り、と飽きのこない景観でかなり気に入りました。街の奥にあるじょうばな座では「金沢・南砺アニメで巡る旅マップ」を入手しました。「True Tears」、「サクラクエスト」、「花咲くいろは」、「恋旅」の舞台を案内しつつ、スタンプラリーが出来る企画になっています。

富山に戻り、適当な居酒屋に入って、地酒やお造り、お魚を食べました。さらに腹に余裕があるので、駅近くで富山ブラックラーメンを食べたのでした。