みーむ

丁度さっきググってて山形浩生の「新教養主義宣言」のあまぞんのレビューを見ていた。内容などうやらとほほ気味のようだけど、少なくとも目次にはそそられる。
>プロローグ 心ときめくミームたちをもとめて(以下ry
Web2.0を、知をミーム化するシステム、と見なす点についてはagree。その意味でなら"Wisdom of Crowds"の概念にもagreeできる。しかしムラ社会アプローチはやっぱりつらい。伊藤直也の「アルファギークのブックマーク」にもある、

つまり、Wisdom of Crowdsが形成されるためにはいくつかの条件があるようです。書籍によるとその条件とは、以下のようになります。

  • 個が互いに独立していること
  • 個が分散していること
  • 個が多様であること
  • 個を集約する優れた仕組みがあること

というのにfully agreeだから。

個人的には、知の蒐集よりそこからどうコンテクストを作るかに激しく興味がある。つーか、そのための思考方法やフレーム生成方法こそが"知"なんだと思っている。で、一つのアプローチとして、(梅田さんのいう勉強という形で表現される旧いタイプではない)教養主義もあるという点で山形さんにagree。あるいは、デザイン(知を取捨選択するフレーム)が重要なのだろう。

ともあれ、私にとって最大の問題意識は、酔狂さんがhttp://d.hatena.ne.jp/suikyo/20050811に書いている
>#ま,それを待ってたら間に合わないのが問題なわけだが.
なのです。