11/10 人吉城・熊本城同時攻略

熊本に来て熊本城に登城しないのは仁義にもとるよなあ、ということで、この日のミッションは人吉城と熊本城の同時クリアに決定。
市電の始発は6時なので熊本6:52発、人吉9:10着で人吉入り。12時過ぎには人吉を出ないと熊本城には入れないと思われるので余裕はない。球磨川下りは11月は清流くだりしかないようなので泣く泣く回避。

青井阿蘇神社はいいですね。正門も本殿も端正なたたずまいで年を経ても変わらず愛されているのがわかる。丁度菊の展覧会を催していたり、七五三で着飾った子供がお参りしていたりで、華やかな境内でした。

そこから球磨川を渡り人吉城へ。復元されているのは城壁の一部だけですが城構えの雄大さは伝わってくる。資料館によるとかつては山城だったのが江戸時代になってから平城にしたとか。本丸は小高い丘の上にあるのに、二の丸は結構広かったり、その割に正門は狭かったりと上から下まで歩いて楽しいです。その後は、城の前の広場で開催されていたお祭りの出店で人吉名物を。鮎の塩焼きにきくらげラーメン、きくらげの炊き込みご飯のおにぎり。沢山食べずに熊本に戻ってからラーメンを食べようかなと思いまして。

駅に戻って来たのは丁度12時、多くの人が線路脇にカメラを持って立っていた。そうか、と思って待つ。来ましたよSL人吉が。意外にうるさくない。あえて言うならおしとやか?人吉発の下りは空席ありとのことだが迷った末やめ。今思えば、くま川鉄道SL人吉に乗るべきだったかなぁ。

人吉12:37発の列車は八代13:50発のくまもとライナーと乗り換えばっちり。熊本14:27着。駅探だとこの乗り換えは見つけられないみたい。

熊本着の後は、熊本ラーメンの有名店である黒亭へ。15時前だと仕方ないけどまだ待ちの列が長い。熊本ラーメンって、マー油とニンニクとこしょうで風味がきついけど、出汁の味があんまりしないよなぁと思っていたのでした。今回食べてその出汁のうまみで善し悪しが変わってくることを知る。黒亭のラーメンはもちろん薄いんだけど結構しっかり出汁の味がする。味千とか桂花と比べると明らかに違う。なるほど。お店おすすめの生卵をつける食べ方はまあいいんだけど、なんかこれは熊本ラーメンらしさを消し去る食べ方のような気が。いや、おいしいんだけどね。ニンニク味も薄まるし、黄身でこくを出すのなら最初からそういう方向のラーメンを目指す方が健全では。

ラーメンは大盛りにはせず、晩飯に別にもう一杯食べようと心に決めながら熊本城へ。市電の熊本城・市役所前で降りるが入り口が遠い。一個手前の花畑町で降りればよかったか。天守閣に向かうには石垣コースと櫓コースがあって、前に来たときも石垣を見たのだけどあまり憶えていないのでもう一度。武者返しの反り返りを強調しようとカメラを少し傾けて撮影したり。厨か。本丸への道は曲がりくねってこそだな。四方にある門のうち北西の頬当御門だけは直に本丸に通じている。ガンパレで北西の備えが弱いというくだりがあったがそのままやな。

広場では武者の格好をした人を数人の女の子たちが取り囲んでいるのがちらほら。熊本城おもてなし武将隊の演舞があったのか。熊本タクシーには戦国BASARA痛車が配備されているらしいし。世界よこれが歴女だとか思いながら本丸近辺を巡る。天守閣よりも本丸の御殿が気に入りました。ぴかぴかの復元なのですがよくできている。壁の絵も再現してほしいな。早よ帰れというアナウンスに急かされ、ラーメン屋2軒めへ。

最初は天外天に向かったが開店は7時とのことでラーメン天和。澄んだとんこつとか初めて。出汁の味もやさしいけど、何より麺がつるつる。いや、この麺は美味しい。一応にんにくとこしょうが効いているので広義には熊本ラーメンなのかも知れないけど、原理主義者は許さないのでは。他では食べられないラーメンでおすすめ。

熊本自慢のアーケードを歩きながら帰途へ。それにしてもくまモンあちこちで見かけるな。ゆるキャラNo1の実力なのかもしれんがそれにしても依存しすぎ。癒しとは最悪のミームのひとつであるなあとか思いつつ、雨も降り始めて来たのでこの日はこれまで。夜テレビを見てると志村どうぶつ園でDAIGOとくまモンがアーケードでからんでいたり球磨川でラフティングしたりしてた。恐るべしくまモン

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11/09 軍艦島ツアーの後に長崎から島原経由で熊本へ

軍艦島ツアーはやまさ海運さんで申し込みました。大波止から海の方へ歩いていくと奥まったところに長崎港ターミナルが見えてきます。
船に乗って待ってると、修学旅行生がぞろぞろと。JKに囲まれながらの軍艦島上陸とは。港から30分、三菱のドックを通り過ぎ伊王島への橋の下をくぐりさらにしばらくいくと見えてきます。

三菱が買い取って24時間状態で採掘していて夜でも煌煌と光っていたとか、当時の人口密度は東京の九倍とか説明はさておき。

限られたスペースで見ていたからなのか、周囲に多くの観光客がいたからなのか、時間が止まっているという印象は持たなかったですね。むしろ盛者必衰とか流転とか。軍艦と呼ばれ続けるのは、戦争前後の富国を支えた力をその姿に重ねているのかもとかなんとかかんとか。帰りの船の中で見た記録映像に出て来た、団地屋上で遊ぶ子供たちが印象深かったです。

港に戻ってきたのは11:35。さて、長崎から島原への時刻表はこんな感じ。

  • 長崎ー諫早ー島原
  • 12:04-12:44-13:34
  • 13:00-13:46-14:35
  • 13:32-14:47-15:37

絶対に12:04の列車に乗りたいのでタクシーを捕まえる。10分で駅に着くことができます。諫早着は12:41でほぼ待ちなし。島原鉄道の黄色の車両はかわいいな。雲仙は見えないので座るのは海側でいいんでは。お昼ご飯は駅弁の角煮弁当。

島原城は駅からすぐ見えますが、入り口が駅と反対側にあるのでちょっと時間がかかります。蓮で埋め尽くされたお堀はいい感じです。あと四方の櫓も奇麗ですねえ。

  • 島原ー島原外港
  • 13:34-13:41
  • 14:05-14:12
  • 15:06-15:13
  • 15:37-15:44

熊本港へは熊本フェリーで。

熊本港から熊本駅までは路線バスの乗り合わせ悪いのでタクシー呼ぶしかないかと思っていたのですが、ちゃんとフェリーと接続して運営しているシャトルバスがあるんですね。熊本港から熊本駅前は約30分。

晩ご飯は、菅乃屋 銀座通り店で馬刺。桜納豆、ホルモンのみそ煮込み、しゃぶしゃぶはまあ普通。食べログのレビューにもあるように、赤身が美味しいね。脂身も以前食べたときよりはずっと美味しかったのだけど、でもやっぱり臭みは気になる。特選寿司も霜降りはちょっとなあ。そういえばトロもそんなに好きじゃないんだよな。赤身は、牛よりくどくなく筋肉の美味しさをストレートに味わえる。

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11/08 長崎一日観光

なぜ九州なのかというと軍艦島と高千穂に行ってみたいから。

羽田08:30の飛行機で長崎へ。空港に行くと学生ばっかり。修学旅行シーズンですって。この時期の国内旅行は考えものですな。長崎空港からのリムジンバスは1時間。ホテルに荷物を預け早速ちゃんぽんへ。
ちゃんぽんって水っぽい印象があったんですよね。出汁が具に負けているんですよね。いろいろ具が入っていても麺と別に食べている感じ。江山楼で頼んだ特製ちゃんぽんはなんか色々エキスが溶け出している感じ。確かに色々ぶちこんでいると説明にあったなあ。まろやかなこくが多彩な具に負けていない。麺と具の味の違いををお汁がくるんでいるような感じです。でもなあ、感激するほど美味しさではないんだよなあ。出汁のくさみがどうしても気になる。なんつーか天下一品のラーメンを思い出してしまう。洗練されてないつーか。結果、ふつーに美味しいにとどまってしまう。麺の味が普通なのが問題なのではなかろうか。食べログ平均3.5点というのはまあそうかなと。

その後は、唐人屋敷跡ーオランダ坂ーグラバー邸ー大浦天主堂ー出島とひたすら徒歩。唐人屋敷跡からオランダ坂へ抜ける急な坂道が結構いい感じ。昔はシナゴーグがあったとかで民家の間を抜ける坂が、神戸とかにもない不思議な感じ。しかし、あちこちに猫よけのペットボトルが。猫もよく見かけるし。捨て猫による糞害で大変らしい。

がっかりな出島から路面電車浦上天主堂に向かいます。時間は15:00ごろだったかな。だだ込み。修学旅行生とか学会で来ているお医者さんの一団とか。そりゃホテルが取りにくかったわけだ。

平和公園は修学旅行の一団があちこちに。平和の像のポーズのまねをしている子がちらほらいて微笑ましい。しかし、平和への祈りというテーマの像とか絵とか概ね狂気入っているよね。つまり恒久的平和の実現というもののは、それだけねじ曲がったキメラ的な思想の産物ということなのだろうか。

浦上天主堂から路面電車で今度は思案橋へ。ぶたまん桃太呂本店で買った豚まんを頬張りながら眼鏡橋近辺を散策した後、天天有皿うどん。甘いとレビューで連呼していたので身構えていたら、意外に普通に食べれる。とろみとうまみはいいんだけど、絶対的にあんが少なめなんで味を楽しむという感じではないなぁ。まだおなかに余裕があるので、その足で一口餃子で有名な宝雲亭へ。スープ餃子と食べログに書いてあったけど水餃子ですな。しっかりした中のあんがもちもちの皮と一緒に食べるとふわふわな食感に。美味しいんだけどニラの香りが邪魔だ。あと、あんがごわごわしてる。結果普通に美味いのレベル。

このあとは宿まで歩いて帰りました。足がパンパン。

以下この日の気に入っている写真を。

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Grotten Flemish Ale

ブリュセレンシス ビアフェスティバルに行ってきました。そこで飲んだので特に美味しかったのがこれ。

ライトな飲み口なのに確かにグロッテンビアーのまろやかな味がする。グロッテンなのにエール。期間限定なので今後飲む機会は限られているかも。
あと美味しかったのは、シックス・ウィート。こっちは樽だったので写真はなし。ホワイトビールなのにホップ特有の柑橘系っぽい渋みがあって新鮮。

ハワイ2日目

アリゾナ記念館に行ってきました。泳ぐことも潜ることもゴルフもしない残念な人には絶対的におすすめです。

行き方はTheBusの20系統で、ワイキキから1時間ちょっと。人いっぱいですよ。退役軍人的な人がたくさん、アジアンもそこそこ。かばんの持ち込み禁止なので外で預けて入場します。で、その後チケットを買うのに、picture IDを求められる。私はパスポートのコピーを持ってきていたのですがかばんに入れていたので代わりになるものがなく、なんとかごねて入場したのでした。

潜水艦バウフィン。計器萌えの人、閉所萌えの人の期待を裏切らない楽しさ。

戦艦ミズーリ。でっかいこともいいことだ。一方で廊下の上を這う配線が涙ぐましい出来。

あと夕食で飲んだイタリアのビール。コンペで金メダルをとったそうな。おいしいですよ。ちょっと蜂蜜の味がするステラぽい。

ハワイ1日目

ダイアモンドヘッド。登って降りるのに約1時間。時期がよかったのか虫はそんないなかったな。

ステーキ。食いきれませんでしたよ。

チェックインとか買い物とか食事とか、それなりに英語をしゃべる機会があったのですが、面白かったのは彼らがピンポイントに日本語を使ってくるところ。それなりに会話が成り立っていても唐突に日本語で聞いてくる。なんだろう、と思っていたのですが、ステーキ屋でのやりとりで気づきました。その時日本語で聞かれたのは次の内容
「焼き方どうしますか?」
これを尋ねる英語が"bake"であるって、教科書英語ではわからないんですよね。きっと、ハワイのやつらは日本人が弱い英語についての経験のデータベースがあるんだろうな、と思うのです。このDBを見える化できたらすごいんだろうけどなぁ。

明日は、ミズーリとか見に行きます。あと半日どうやって過ごそうか

炎上父さんおめ

「道化師の蝶」で芥川賞かぁ。あのイミフな作品が文芸春秋で拡散されると思うとwktkだな。
いや、文学板でもSF板でも、何かいているかわからない、父さんは一皮向けた、これだけの奇想を表現できる人は他に日本にいないんでない? と大絶賛でしたしねぇ。