PeeringPortal

Interop/IMCで展示員と話したこと。

  • 韓国の、P2Pによるコンテンツ配信技術を扱う企業。
  • IXなどまたがずなるべく近くのPeerから取ってくるところが特徴
  • 近くにいいpeerがいなければサーバから直接送信する
  • Active userの検知には、サーバとクライアントが定期的にpingを返すことで対応
  • 韓国ではサイワールドやBugsなど大手サービスと提携
  • 韓国にはIXが少なく、人口に対してユーザが非常に多いためうまくまわっている。サイワールドは20代の90%以上が利用している(会員登録2000万人 / 人口4000万人)。
  • 韓国よりはIXが多い日本で、YahooやGyaoのような大手コンテンツアグリゲータ以外で、P2Pが効果があるのか? と質問したら、うーんと悩ましげな顔をしていた。効果がある最低ユーザ数は1000人、ということだった。
  • アメリカなどでも使われているらしいが、ほとんどの回線がADSLなアメリカでP2Pはどうなの? と質問したら、その分多くのpeerから取ってくるしかない、ということだった。

ロングテールP2Pとは相容れないというのは確かに当たり前なのだが、何らかの解決策は必要だよね。というわけでBitTorrentを凌駕するには至らないかな。