11/14 湯布院から宇佐観光、中津泊

豊後竹田に行って岡城への登城も考えていたのですが、現在食べログで福岡県のラーメン1位の店に行くことにしました。

由布院を7時に出て、まずホテルを予約している中津へ。来年の大河ドラマ軍師官兵衛に決まったということで、あちこちに幟が立っていましたね。ホテルに荷物を置いた後、タクシーで中津城へ。天守閣が石垣から少しはみ出ている武者返しがチャームポイントですよね。背格好もバランスいいし。模擬天守なのが残念。しかし、他に観光するところは特にないですね。

その後はいよいよ昼食のラーメンへ。行橋にある金田屋です。駅の東口からまっすぐ20分。後日に食べた他の店のラーメンと比べてもナンバーワンですね。確かに。他の店でもとんこつのにおいがしないスープは出て来たのですが、とんこつならではのくせのある風味は残っている。それがまた美味しいともいえるのですが。しかし金田屋さんのスープはとんこつのいやなところが全くない。でもあの旨味はちゃんと残っている。あと、とんこつラーメンって麺をすする楽しみをあまり感じなくて、炭水化物を貪るという感じなのだけど、金田屋さんのラーメンはそういうのもあまりない。簡潔に言うとスープに飽きない。いつもはラーメンのスープを飲み干さないのですが、ここのスープは飲み干しちゃいました。

その後は宇佐へ。富貴寺に行ってみようとバスを探すが、豊前高田行きしか見つからない。駅員に聞いたところ、富貴寺を通る定期観光バス(熊野磨崖仏行き)は廃線になったとのこと。タクシーで行くしかなさそうです。しかし、直に行って帰るのでも片道\4,000ほど。でも他のところも行ってみたいし、そもそもこの機会を逃したら次いつ見れるかわからないし。そして私は考えるのをやめた。\15,000で周囲も回ることにしました。

まずは、川中不動尊へ。川の真ん中の大岩に彫られた磨崖仏です。繰り返す氾濫を鎮めるために彫られたものらしいです。清流の上のずんぐりむっくりなお不動さんが愛らしいです。次は、近くの長安寺。参道のツツジが色づき始めていて他の木の佇まいも幽玄でいいですね。その次は、富貴寺。ツアー客がひっきりなしにやってくる。こちらは紅葉はそれほどでもない。残念。大堂と中の阿弥陀さん共に木肌が風化しているもののそのままの姿で見学できます。大堂の中は照明なども灯しておらず、薄暗い中で阿弥陀さんと正対していて時の流れについて考えておりました。最後は、真木大堂。ご本尊の阿弥陀さんと二体の明王像はガラス窓ごしの閲覧です。どれも結構でかい。圧倒されます。また造形がすばらしい。大威徳明王がまたがる水牛や不動明王の火焔、阿弥陀如来の御姿。

最後は、駅の方へ戻りそのまま宇佐神宮へ。次の初詣に備えてあちこち工事中でした。下宮はお参りできなかったような。あと南大門から本殿に通じる急な階段が取り壊されてエレベータになるのだとか。

この時点で4時過ぎ。そのまま晩御飯を食べに安心院に。すっぽんで有名なやまさ旅館に伺いました。安心院に行く方法もないためタクシーで。宇佐からの片道\5,000です。。奮発して一番高いふるふるコースで。すっぽんの血ってジュース割りもあるのね。ジュース割りだと、血かなぁ…?って感じの味。肝も卵もとろけるような味でした。濃厚とまではいかないかな。刺身も意外に普通。こりこりしているけど筋張っているわけでもなく、肉の味を楽しめる。すっぽん鍋も、まあゼラチン質たっぷりなんだけど、身構えるほどではない。雑炊に至っては普通に美味しい状態。唐揚げだけはよく分からなかった。揚げた衣で肉の味が消えてないか。

食べ終わって、旅館にタクシーを呼んでもらい柳ヶ浦から中津に戻りました。

そういえば、宇佐巡りをしてくれたタクシーの運転手さんに別れ際に強く念押しされたのは、中津駅の裏には近づかない方がいい、ということでした。かつての別府のような水商売の店が増えてきて、血の気の多いヤの人も多いのだとか。ぼったくりとか当たり屋的な因縁づけはしょっちゅうらしいです。

続きを読む

11/13 黒川温泉から九重夢大吊橋を経て湯布院へ

九重夢大吊橋は全長が日本一の橋で、かつ紅葉で有名な九酔渓を下に望む、ということで是非行ってみたいと思っていました。

この日のミッションは、交通の悪い黒川から、さらに交通の悪い大吊橋を経て湯布院に如何に効率的にたどり着けるか、というかなりシビアなものでした。

何日もスケジュールを練った結果、とった経路は以下の通り。

  • 黒川温泉 11:26 - くじゅう登山口 12:09 九州横断バス
  • くじゅう登山口 12:15 - 大吊橋中村口 12:47 日田バス
  • 大吊橋中村口 13:47 - 中村駅前14:09 日田バス
  • 豊後中村 14:22 - 由布院 14:39 ゆふ3号

最初は行きと同じくくじゅう登山口経由でバスで湯布院駅前バスセンターに行こうとしていたんですよね。ただそれだと湯布院着は17:29になってしまう。というか、中村駅が豊後中村駅のことだとわかったのが前日だったのでした。日田バスの時刻表はこちらを参照

ということで黒川温泉で時間ができたので、朝から温泉めぐり。旅館として評価の高い御客屋とふもと旅館に伺いました。朝の9時から風呂に入る人などおらず、完全に貸し切り状態。どこの旅館のお風呂も風情があってよかったのですが、強いて1番をあげるとするとふもと旅館かなあ。川のせせらぎと紅葉(ほとんど散っていましたが)を楽しむことができます。

のんびりしているともう10時半過ぎになってしまい、急いで支度。黒川温泉から湯布院に向かう人は結構多かったです。くじゅう登山口で降りたところで、雨が降り出してきました。ほぼ待ち時間なしに日田バスがやってきました。この時間のは中村駅前行きのバス。バス乗り場は同じ場所です。こんな雨風で大吊橋とか無理ゲだろう、と思っていると、到着時には幸いにも雨があがっていました。

森の色付き具合は結構いいんじゃないかな。雲で煙っている合間に滝が見えて結構いい感じ。架橋はかなり安定していて、吊り橋を渡っているという感じはしないですね。ま、でも、絶景なのは確か。

今度はバスで紅葉の木々の中を降りていきます。途中九酔渓も通りますし、これまたいい景色。無事豊後中村駅に到着。特急ゆふの到着が少し遅れましたがほぼ定刻に由布院に到着。

黒川温泉と比べるとギャップが激しいですねえ。町広い。宿まで15分ほど歩かないといけないとは。しかも途中明らかに雲行きが怪しくなる。急ぎ宿へ向かいチェックイン。雨がまた降り出して来たよ。風呂に入っている間に雨が上がったので、急いで町中へ。というか、夕方から夜は基本的に他の宿のお風呂に入れないとは。これ、湯布院に泊まるくらいなら黒川温泉に泊まった方がいいんじゃね?

だが、晩ご飯をいただいた湯の岳庵はよかったです。御三家と呼ばれる名宿はいいかもですね。ということで、水面から湯気が立ち上がる金鱗池を堪能した後に夕食へ。メニューの中ではやはり牛肉の温泉蒸しは素晴らしいですね。牛肉の旨味を十二分に楽しむことができる。しかも油っぽくない。あと、かぶのスープがよかった。ビシソワーズから芋のでんぷん感を取り去った感じ。繊細な味でした。

露天風呂で雲が過ぎ去った星空を眺めながら身体を休め、就寝。

続きを読む

11/12 高千穂から阿蘇観光の後黒川温泉へ

この日のミッションは、無事に黒川温泉に着けるか。阿蘇山観光についてはこちらのサイトが参考になりました。天気予報では一日晴と言っていたのに曇り。まずは、延岡発のたかちほ号で高森まで移動

  • 高千穂バスセンター 8:31
  • 高森中央 9:37

ここから2ルート考えられる。

  1. 九州横断バスの51号を利用。熊本から南阿蘇を抜けて黒川温泉へ向かうバスです。高森中央10:34発、阿蘇山西11:14着。
  2. 電車で高森から阿蘇へ。南阿蘇鉄道で高森10:27発、宮地で乗り換え阿蘇11:34着。

前日まではバスを考えていたんですよね。ロープウェイで火口に行ける阿蘇山西へのアクセスを考えるとこっちの方が楽なので。しかし高森中央でパンフレットを見ていると南阿蘇鉄道には乗っとかないといけない気がしたので急遽変更。

ちょうどすすきの季節で、道中何度かすすきの切り通しの間を走る箇所があっていい景色でした。ちらしにある渓谷の鉄橋を走るのはほんの一瞬でしたよ。宮地では丁度来ている列車に乗り換え。外輪山の内縁に沿って走るのですね。もこもこと連なる外輪山のパノラマが素晴らしい。

さて、阿蘇駅を下り、これからどうしようかと思っていると、阿蘇山西経由別府行き間もなく発車しまーす、と連呼しているバスが。11:33のはずの九州横断バス2号がちょっと遅れているみたい。なんというジャストタイミング。阿蘇山西着は12時過ぎ。

早速阿蘇山ロープウェイで火口へ。曇りなのもあって寒い。思い返すと前来たのは20年近く前。そりゃ全然憶えてないわ。修学旅行生やツアー客も多国籍ですなあ。草千里までは最初歩くつもりだったけど寒いのでやめ。阿蘇駅前と阿蘇山西の間は何本かバスがあるみたい。草千里も寒くて20分ほど歩いたところでやめ。草千里から黒川温泉へは九州横断バスで。草千里14:21発のバスは少し遅れ。阿蘇駅前で3グループほど乗り込んで来たけどみんな中国系の人。バスは予約しておいたほうがいいのかも。ちなみに阿蘇山と黒川温泉の間のバスはこんな感じ。

  • 草千里ー阿蘇山西ー草千里ー阿蘇駅前ー黒川温泉
  • 09:59 - 10:04 - 10:09 - 10:28から38 - 11:26
  • 10:59 - 11:04 - 11:09 - 11:28から38 - 12:26
  • 11:59 - 12:04 - 12:09 - 12:28から38 - 13:26
  • 12:41 - 12:46から14:16 - 14:21 - 14:43 - 15:31

黒川温泉はとにかく交通が不便。日本とは思えないほど。そんな山間の狭い区画に昔ながらの温泉宿が立ち並んでいます。しかもどこも一定のクオリティを保っている。素晴らしいのは、ほとんどすべての宿でお風呂だけ入ることができること。露天風呂巡りができるのです。朝は8時から夜は9時くらいまで適当に飛び込んでも丁寧に応対してくれます。建物もどこも古いけど鄙びてたり荒んでいたりしておらず、格式を持っている。

泊まったのは旅館わかば。一人で泊まれるのがここしか見つからなかったんですよね。晩ご飯はお宿で。まー、宿泊費相当の味やねぇ。不満はないです。ニジマスカルパッチョが美味しかったかな。あとお風呂は、黒川荘となごみ旅館と泊まった旅館わかばでいただきました。道行にプリンを買っていったりして。温泉にスイーツでオラも女子力アップだぜ。

さらに宿泊プランに岩盤浴もついていたので試してみたり。なんとも軟弱な温泉の旅と化しました。

続きを読む

11/11 熊本から高千穂へ移動&観光

熊本から高千穂へは産交バス特急たかちほ号で。熊本駅前9:11発、バス停は熊本駅を出て右手にある3番乗り場です。日曜だし混むかもと思って8時過ぎにはバス停待機。結局3人しか乗客いねーよ。その後交通センターなどを巡ったあと、くまもと空港や高森を経て高千穂に12時過ぎ着。

昼飯は中心部にあるそば屋さん天庵。そばはぼちぼち。3センチはあるなめこの天ぷらとかごま豆腐の揚げ出し豆腐とか付け合わせが美味しい。

まずは天岩戸神社。中心部から8kmはあるのでタクシーで。天岩戸への遥拝は社務所の受付へ。本殿のお参りとお祓いを済ませると本殿の裏に。ああ、ちょっと洞窟の跡みたいなのが見えるような見えないような。

続いて天安河原へ。川べりを上っていくと洞が見えてきます。恐怖なのは床を埋め尽くす石積みの山。もうマジキチレベル。どうしてこうなった。八百万の神が岩戸開きの相談をここでしたという伝説らしいけど。

参拝を終えてタクシーで高千穂峡に向かいます。運転手さんが、もしよければ金額は最短経路での額でいいのでぐるっと回って行きましょうか、と提案してくれる。旧国道で絶景の渓谷があるとか。渓谷の反対側に渡りうねる道を進んでいく。今はほとんど使われていない道で、脇の木々の枝も伸び放題。それがまた趣あっていい。件の渓谷も本当に眼福でした。下の方は赤く、上の方は黄色、とまだらに色づいた谷と、その遥か下に流れる豊かな清流。紅葉の盛りはまだだけど十分でした。その後運転手さんには隣の大きな橋(青葉大橋)にも連れて行ってもらいました。

タクシーとは高千穂峡でお別れ。本当にありがとうございました。すぐ横の橋から下を望むと、あの有名な渓谷の景色が。ボートが滝の横を右往左往している姿を見て、やっぱこれはボートに乗らなきゃいかんだろうと。30分で一人2000円。ボート漕ぐのは何十年ぶりだろうか。うん、他のボートに直撃することはありませんでした。まわったり、壁をオールで押したり、写真を撮っていると流されていったり。景色は満喫したのだけど、振り返ると自分の行方が気になって、無心には楽しめなかったなあ。

ボートを返してからは高千穂峡の袖を歩いていく。と、ここでカメラに挿している2GBのSDカードが一杯になる。3日半で600枚以上撮っただと…?

高千穂峡から高千穂神社ですが、歩いていけなくはないです。へろへろになりましたけど。高千穂神社の裏に出るという素敵仕様。境内はそんなに広くないので軽く回って宿へ。神社から歩いて5分くらいのところにある旅館末広さんです。この時点で5時前だったかな。

晩ご飯もこちらのお宿で。やー、すばらしいです。特に小鉢が素材が生きていて。一番だめなのが高千穂牛という逆転現象が。お皿が冷たいのはどうだろう。まあ、そんな瑕疵もささいに感じるほどの料理の出来映えでした。ニジマスの唐揚げのパリパリのほくほくはもうね。白米も美味しいし。

神社では毎夜神楽の奉納が公開されており、宿の方が車を出してくれました。来たときは半分強ほどの入りが、始まる前にはもう一杯に。本来は20番以上種類があってシーズン(来週から2月中旬まで各民家を一座が巡るらしい)にはそのすべてを踊るそうだけど、この日は岩戸開きの一連の舞をひとしきり。堅苦しい感じではなく、むしろ町内会の寄り合いのような雰囲気が。うん、楽しかったですよ。

続きを読む

11/10 人吉城・熊本城同時攻略

熊本に来て熊本城に登城しないのは仁義にもとるよなあ、ということで、この日のミッションは人吉城と熊本城の同時クリアに決定。
市電の始発は6時なので熊本6:52発、人吉9:10着で人吉入り。12時過ぎには人吉を出ないと熊本城には入れないと思われるので余裕はない。球磨川下りは11月は清流くだりしかないようなので泣く泣く回避。

青井阿蘇神社はいいですね。正門も本殿も端正なたたずまいで年を経ても変わらず愛されているのがわかる。丁度菊の展覧会を催していたり、七五三で着飾った子供がお参りしていたりで、華やかな境内でした。

そこから球磨川を渡り人吉城へ。復元されているのは城壁の一部だけですが城構えの雄大さは伝わってくる。資料館によるとかつては山城だったのが江戸時代になってから平城にしたとか。本丸は小高い丘の上にあるのに、二の丸は結構広かったり、その割に正門は狭かったりと上から下まで歩いて楽しいです。その後は、城の前の広場で開催されていたお祭りの出店で人吉名物を。鮎の塩焼きにきくらげラーメン、きくらげの炊き込みご飯のおにぎり。沢山食べずに熊本に戻ってからラーメンを食べようかなと思いまして。

駅に戻って来たのは丁度12時、多くの人が線路脇にカメラを持って立っていた。そうか、と思って待つ。来ましたよSL人吉が。意外にうるさくない。あえて言うならおしとやか?人吉発の下りは空席ありとのことだが迷った末やめ。今思えば、くま川鉄道SL人吉に乗るべきだったかなぁ。

人吉12:37発の列車は八代13:50発のくまもとライナーと乗り換えばっちり。熊本14:27着。駅探だとこの乗り換えは見つけられないみたい。

熊本着の後は、熊本ラーメンの有名店である黒亭へ。15時前だと仕方ないけどまだ待ちの列が長い。熊本ラーメンって、マー油とニンニクとこしょうで風味がきついけど、出汁の味があんまりしないよなぁと思っていたのでした。今回食べてその出汁のうまみで善し悪しが変わってくることを知る。黒亭のラーメンはもちろん薄いんだけど結構しっかり出汁の味がする。味千とか桂花と比べると明らかに違う。なるほど。お店おすすめの生卵をつける食べ方はまあいいんだけど、なんかこれは熊本ラーメンらしさを消し去る食べ方のような気が。いや、おいしいんだけどね。ニンニク味も薄まるし、黄身でこくを出すのなら最初からそういう方向のラーメンを目指す方が健全では。

ラーメンは大盛りにはせず、晩飯に別にもう一杯食べようと心に決めながら熊本城へ。市電の熊本城・市役所前で降りるが入り口が遠い。一個手前の花畑町で降りればよかったか。天守閣に向かうには石垣コースと櫓コースがあって、前に来たときも石垣を見たのだけどあまり憶えていないのでもう一度。武者返しの反り返りを強調しようとカメラを少し傾けて撮影したり。厨か。本丸への道は曲がりくねってこそだな。四方にある門のうち北西の頬当御門だけは直に本丸に通じている。ガンパレで北西の備えが弱いというくだりがあったがそのままやな。

広場では武者の格好をした人を数人の女の子たちが取り囲んでいるのがちらほら。熊本城おもてなし武将隊の演舞があったのか。熊本タクシーには戦国BASARA痛車が配備されているらしいし。世界よこれが歴女だとか思いながら本丸近辺を巡る。天守閣よりも本丸の御殿が気に入りました。ぴかぴかの復元なのですがよくできている。壁の絵も再現してほしいな。早よ帰れというアナウンスに急かされ、ラーメン屋2軒めへ。

最初は天外天に向かったが開店は7時とのことでラーメン天和。澄んだとんこつとか初めて。出汁の味もやさしいけど、何より麺がつるつる。いや、この麺は美味しい。一応にんにくとこしょうが効いているので広義には熊本ラーメンなのかも知れないけど、原理主義者は許さないのでは。他では食べられないラーメンでおすすめ。

熊本自慢のアーケードを歩きながら帰途へ。それにしてもくまモンあちこちで見かけるな。ゆるキャラNo1の実力なのかもしれんがそれにしても依存しすぎ。癒しとは最悪のミームのひとつであるなあとか思いつつ、雨も降り始めて来たのでこの日はこれまで。夜テレビを見てると志村どうぶつ園でDAIGOとくまモンがアーケードでからんでいたり球磨川でラフティングしたりしてた。恐るべしくまモン

続きを読む

11/09 軍艦島ツアーの後に長崎から島原経由で熊本へ

軍艦島ツアーはやまさ海運さんで申し込みました。大波止から海の方へ歩いていくと奥まったところに長崎港ターミナルが見えてきます。
船に乗って待ってると、修学旅行生がぞろぞろと。JKに囲まれながらの軍艦島上陸とは。港から30分、三菱のドックを通り過ぎ伊王島への橋の下をくぐりさらにしばらくいくと見えてきます。

三菱が買い取って24時間状態で採掘していて夜でも煌煌と光っていたとか、当時の人口密度は東京の九倍とか説明はさておき。

限られたスペースで見ていたからなのか、周囲に多くの観光客がいたからなのか、時間が止まっているという印象は持たなかったですね。むしろ盛者必衰とか流転とか。軍艦と呼ばれ続けるのは、戦争前後の富国を支えた力をその姿に重ねているのかもとかなんとかかんとか。帰りの船の中で見た記録映像に出て来た、団地屋上で遊ぶ子供たちが印象深かったです。

港に戻ってきたのは11:35。さて、長崎から島原への時刻表はこんな感じ。

  • 長崎ー諫早ー島原
  • 12:04-12:44-13:34
  • 13:00-13:46-14:35
  • 13:32-14:47-15:37

絶対に12:04の列車に乗りたいのでタクシーを捕まえる。10分で駅に着くことができます。諫早着は12:41でほぼ待ちなし。島原鉄道の黄色の車両はかわいいな。雲仙は見えないので座るのは海側でいいんでは。お昼ご飯は駅弁の角煮弁当。

島原城は駅からすぐ見えますが、入り口が駅と反対側にあるのでちょっと時間がかかります。蓮で埋め尽くされたお堀はいい感じです。あと四方の櫓も奇麗ですねえ。

  • 島原ー島原外港
  • 13:34-13:41
  • 14:05-14:12
  • 15:06-15:13
  • 15:37-15:44

熊本港へは熊本フェリーで。

熊本港から熊本駅までは路線バスの乗り合わせ悪いのでタクシー呼ぶしかないかと思っていたのですが、ちゃんとフェリーと接続して運営しているシャトルバスがあるんですね。熊本港から熊本駅前は約30分。

晩ご飯は、菅乃屋 銀座通り店で馬刺。桜納豆、ホルモンのみそ煮込み、しゃぶしゃぶはまあ普通。食べログのレビューにもあるように、赤身が美味しいね。脂身も以前食べたときよりはずっと美味しかったのだけど、でもやっぱり臭みは気になる。特選寿司も霜降りはちょっとなあ。そういえばトロもそんなに好きじゃないんだよな。赤身は、牛よりくどくなく筋肉の美味しさをストレートに味わえる。

続きを読む

11/08 長崎一日観光

なぜ九州なのかというと軍艦島と高千穂に行ってみたいから。

羽田08:30の飛行機で長崎へ。空港に行くと学生ばっかり。修学旅行シーズンですって。この時期の国内旅行は考えものですな。長崎空港からのリムジンバスは1時間。ホテルに荷物を預け早速ちゃんぽんへ。
ちゃんぽんって水っぽい印象があったんですよね。出汁が具に負けているんですよね。いろいろ具が入っていても麺と別に食べている感じ。江山楼で頼んだ特製ちゃんぽんはなんか色々エキスが溶け出している感じ。確かに色々ぶちこんでいると説明にあったなあ。まろやかなこくが多彩な具に負けていない。麺と具の味の違いををお汁がくるんでいるような感じです。でもなあ、感激するほど美味しさではないんだよなあ。出汁のくさみがどうしても気になる。なんつーか天下一品のラーメンを思い出してしまう。洗練されてないつーか。結果、ふつーに美味しいにとどまってしまう。麺の味が普通なのが問題なのではなかろうか。食べログ平均3.5点というのはまあそうかなと。

その後は、唐人屋敷跡ーオランダ坂ーグラバー邸ー大浦天主堂ー出島とひたすら徒歩。唐人屋敷跡からオランダ坂へ抜ける急な坂道が結構いい感じ。昔はシナゴーグがあったとかで民家の間を抜ける坂が、神戸とかにもない不思議な感じ。しかし、あちこちに猫よけのペットボトルが。猫もよく見かけるし。捨て猫による糞害で大変らしい。

がっかりな出島から路面電車浦上天主堂に向かいます。時間は15:00ごろだったかな。だだ込み。修学旅行生とか学会で来ているお医者さんの一団とか。そりゃホテルが取りにくかったわけだ。

平和公園は修学旅行の一団があちこちに。平和の像のポーズのまねをしている子がちらほらいて微笑ましい。しかし、平和への祈りというテーマの像とか絵とか概ね狂気入っているよね。つまり恒久的平和の実現というもののは、それだけねじ曲がったキメラ的な思想の産物ということなのだろうか。

浦上天主堂から路面電車で今度は思案橋へ。ぶたまん桃太呂本店で買った豚まんを頬張りながら眼鏡橋近辺を散策した後、天天有皿うどん。甘いとレビューで連呼していたので身構えていたら、意外に普通に食べれる。とろみとうまみはいいんだけど、絶対的にあんが少なめなんで味を楽しむという感じではないなぁ。まだおなかに余裕があるので、その足で一口餃子で有名な宝雲亭へ。スープ餃子と食べログに書いてあったけど水餃子ですな。しっかりした中のあんがもちもちの皮と一緒に食べるとふわふわな食感に。美味しいんだけどニラの香りが邪魔だ。あと、あんがごわごわしてる。結果普通に美味いのレベル。

このあとは宿まで歩いて帰りました。足がパンパン。

以下この日の気に入っている写真を。

続きを読む