1/5 祐徳神社から嬉野温泉

霧島温泉から祐徳神社まで

当初は肥薩線から人吉経由で上に行こうかと思ってたのですが、天気が悪いのと(車窓の景色が評判)どうしても祐徳神社に行きたかったので、新幹線を使うことに。最寄のバス停である塩湯温泉からはこんな経路です。

 霧島いわさきホテル-丸尾-鹿児島空港[鹿児島交通]

いわさきバス/南国交通/鹿児島交通 鹿児島空港-鹿児島本港 鹿児島本港〔高速船ターミナル〕行 2番のりば

 JR九州新幹線 さくら550号 新大阪行

JR長崎本線 特急かもめ19号 長崎(長崎県)行

  祐徳バス 祐徳線 祐徳神社前行 3番のりば

  • 鹿島バスセンター 12:33→祐徳神社前12:44

鹿児島空港でトイレに行って乗車券を買ってると目の前で9:10のバスが出て行きました。なんてこった。すぐやってきた9:20発のバスも遅れ、鹿児島中央駅に着いたが10時少し過ぎ。降り場は、駅とロータリーを挟んで反対側。これは新幹線乗れないな、と思いつつ早足で歩いていたら、乗車券買ったところで3分前。階段を駆け上がり、なんとか乗ることができました。

次に心配になってくるのは昼食の確保。新鳥栖は新幹線と在来線の改札が別になっていて、間にコンビニがあったのでそこで弁当を調達。

肥前鹿島の駅前に鹿島バスセンターがあります。祐徳グループは関東の東急のようにこの地を牛耳っていて、デパートなどに進出しています。

祐徳稲荷神社

日本三大稲荷と称されますが、今回の旅で調べるまで知りませんでした。鹿島藩3代藩主直朝の奥方である萬子さまが早世した2子の供養を契機に出家し、お稲荷さんの社を建てた、とのこと。参道には土産屋が軒を連ね、屋台もその外に並んでいる。

歩くと見えてくる楼門は朱塗りでとても煌びやか。多くの信仰を集めているのだろうと思います。入るとご本殿の全体を見ることができます。急な斜面に、清水寺と同じように柱を組み上げた上に本殿が立てられています。懸造って言うですって。しかし写真でも凄いと思いましたが実物には圧倒されます。これだけでも旅の目的は達成されたもの。

本殿横のお守り売り場で商運やえんむすびを脇によせ圧倒していたのが、うまくいく守。特大もあります。もともとお稲荷様では初午がご縁日ということもあり、この社でもうま推しなのですが、それでもどうよw なお本殿降りたところには左馬(うま→まうで縁起物ということらしい)の大きな絵馬があります。

さて、本殿の裏からは奥の院に伸びる階段があります。最初はやや急ながら曲がりくねる坂道に朱塗りの鳥居が隙間なく並び、なかなか楽しい。しかし後半は急な山坂に石を並べた階段らしきものを登っていかないといけず、中々大変です。ただ上にある奥の院からの眺めは絶景で行く甲斐はあると思います。

嬉野温泉

 疲れたので祐徳博物館も行かず、嬉野温泉に直行することに。

祐徳バス 嬉野線 湯の田行

  • 祐徳神社前 14:30→嬉野温泉〔嬉野バスセンター〕15:14→湯の田15:15

ホテルに荷物を置き、さっそく外湯に。九州八十八湯めぐりに名前のあがっていた嬉泉館にお伺いしました。嬉野温泉というとぬめりのある泉質が特徴なのですが、後に入った温泉と違って、ぬめり度高いですね。体に効きそうです。

次は少し早いですが、湯豆腐を食べに宗庵よこ長へ。美味しんぼにも出てきたとのことで、後で当該の回を読みましたが、話の筋はともかく美味しさが伝わってくる内容でした。定食ではなく、月見湯どうふ単品をいただきました。自前で作った豆腐が温泉の湯を湯汁に使うことで溶け出し、とても柔らかくなっています。ふわふわと言っていいかな。湯汁に味がついているので出汁を別に使う必要がなく、そのままやさしい味を楽しむことができます。これはおいしい。

その後一度宿に帰りました。嬉泉館で知ったのだけど、嬉野温泉の宿泊客は2箇所まで外湯に500円で入れるチケットがあるそうで。で、向かったのは和多屋別荘。迷いそうになる館内を歩くと見えるのは、しし舞やら金魚ちょうちんやらでハイソ感あるなーと思ってると、脱衣所はなんか小汚く、中のシャワーも銭湯みたいで、ん?といったところ。川面を眺めながらの露天風呂はよかったです。

晩飯はよさげなところが見つからず、近くのスーパーで買った鹿児島港直行の刺身と久留米ラーメンのカップめんとローカルなお菓子で済ませました。ホテルにはマンガがたくさん置いていて、時間がないのについつい読んでしまいました。朝食も美味しかったです。