電脳コイル

とりあえず、電脳ネタ好きな人、UIに興味のある人、メガネ好き(あるいは好きだった人)は見ましょう。
トトロと比較されるけど、電脳世界がもっと手触り感のある存在として感じられる。変に綺麗ぶってない。電脳メガネやメタガシの玩具(?)が、ツールと呪具のちょうど間ぐらいの位置づけなのがいい感じ。
デジモンと比較すると、やっぱりユビキタスなところがいい。デジモンでは、家の中で細かい演技をさせたり、名前も知らない世界中の子供を映すことでしか、世界の多様性が担保されなかった。日常生活の中で、あるいはコイル探偵局の活動として、より柔軟に電脳世界の平等性が描かれるところに時代の違いを感じます。