9月26日「YouTubeビジネス戦略セミナー」 - KandaNewsNetwork KNN

これまた賞味期限切れながらメモを貼っておく。
CM二次創作が来るぜ、という話。
以下は私が見聞きしたことをメモしたものです。講演者の意図を正確に反映している保証はありません。


メディアのデジタルは進んでいるけどコンテンツのデジタル化はすすんでいない
世界中のEPGが公開されているのに、見れない。
Vodcastのようなプラットフォームで、コンテンツを買って。
短時間が勝負、映画は見たくない
 Gyaoはテレビのようにながら見していると思う
プッシュメディア+リモコン:流れてくるのを切り替え切り替え
プルメディア+マウス:マウスでころころ変えながら、Click And Watch

YouTubeの登場 2005年2月

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コンテンツビジネス概況 / 日広 加藤氏
広告
コンテンツビジネス、とくに広告ビジネスの関係性が変わってきている

アメリカのインタラクティブ広告市場:日本の5倍ぐらい
日本:2880億(電通

アメリカにしても日本にしても
インターネット広告とテレビ広告を分けることに意味があるか

YouTube:ライセンス画像の提供を開始
動画共有サイトの中に動画配信がある、という概念

Closed Circleが価値を生み出す。
人が興味があるのは自分自身、

だんだんメディア
枠を買ってそれを分けるようなのがこれまでのビジネスだった。
インフラがなくたってくると枠を持っていることが意味がいない。
20年ぐらい6兆円

98%が枠の売買できまっている
枠の調達力がビジネスを左右している
これまで参入障壁になっていた
制作はサービスとか付録
原稿作ったり、コピーは全然認められていなかった。
枠そのものがなくなる可能性がでてきた。

exposureからengagementに
新規参入しやすくなっている

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IIJ

Napsterがやったようなアナーキーな配布が今YouTubeにいっている
それが正しい方向に移っていくのがこれまでの流れ

communicationを定義しないさないと。
やりとりはコンテンツに規定される。
コンテンツはメディアに規定されている。
メディアはインターフェースに規定されている。

インターフェースは"機器"とのコミュニケーション?

コミュニケーションがインターフェースに規定されるというのは、
そこがボトルネックになる

欲しい情報だけを受け取りたい。フィルタリングがかかっている。
情報量は死ぬほどあって。その中の意図なりなんなりを送るのが
コミュニケーション

選別の意図は何で起きているのか。
昔は物理的なリソース、生存の問題だった。
人間のコミュニケーションでは他のが入っている。
社会。
生存のためにコミュニケーションを維持するのが大切だった。

コンテンツは?
本当はコンテンツはpoorなんじゃない?
コミュニケーションがボトルネックならコンテンツはリッチになる
必要はない。
いかにプアなコンテンツで相手に伝えるか、というのが大きかった。
受け取る情報が一定なら、
ある程度プアならながらができる。リッチだと他のことに費やせない。

メディア
すべてがbitに収斂されつつある。まさにネグロポンテ

インターフェース
シンプルになるのではないか。
なんでもできるものが受け入れられるものではなくて、
インターフェースがセキュリティを担保するんではないか。
信頼できるインターフェースでないと使われない

メディアって次元を持っているのではないか。

同期/非同期、文字/画像/音声/動画、1to1/1toM/Mto1/MtoM
電話、テレビ、はがき、
まだまだ埋まっていないところがあるんじゃない?

移動/固定、公的/私的、到達距離、など他にもいろいろ次元があるんじゃないか

インターネット
変化は思っているよりずっと早い、
5年後。。。32個?

キラーなんとか
ネットワークの変化
端末の変化
技術の変化
それらの組み合わせではじめて使い方ができた。個々ではだめ。

広告
費用 打出の小槌なの? ゼロサム
効果 タダ? 有料?
空間 無限?有限? 
すべてにおいて上限があるんじゃない?

基準
価値が行動基準になっていた
OSSでは名誉が行動基準になっている
最近は面白いが行動基準になっている。
みんな同じようには扱えない

「いつか来た道?」
Garage-> Conglomerate->Segmentation
GoogleがConglomerateになっているのかも。じゃあその後はSegmentation?

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事例紹介「Bravia効果」
ソニーサイトでHDで公開。もともと綺麗に見せるために公開
・メイキングCMを公開
YouTubeに公開
ソニーは削除しなかった
 今500万以上
・Tangoのパロディ
・昔のアニメーションとあわせて

これまでテレビ:発信者の側の数が少なかった
YouTubeで無数のコンテンツ-> キラーコンテンツがなくなった。
身近な人のコンテンツに注目

トラフィックは?
日米のトラフィックの1/6がYouTube
変化することは受け止めないと。
これまで何回もトラフィックのパターンが変わるというのは経験しているし。
お金をとる方法は考えないけど、それとは別に。
ミラーリングしたら?
結局また変わる。
効率的に設計するよりはさまざまなものにある程度耐えられるように作るしかない
ネットを広めて
今までネット側にインテリジェンスがあった、それがユーザ側にいくようになった
それネット側に戻ることはないんじゃないか。
こっちの都合で変えようと思っても換わらない。IPv6とかも。
ユーザのいいなり?
そういうわけではない。サービスに対してユーザが納得しているという気はする
昔からすれば、ネットワークが切れても怒られなくなった。