「CNET Japan Innovation Conference 2006 Autumn」 - CNET Japan
賞味期限切れながらメモを貼っておく。
とりあえず、タグ検索サービスのtaggy.comが面白かった。それ以上に10月にサービスが始まるというTileFileがすごいです。
Googleの方法論では、見えるところにデータを置いてないのはその人が悪いということになる。
SalesForceのあげるSaaSが満たすべき7つの特性は結構示唆的だと思う。
Web2.0がビジネスになるのか、お金儲けに繋がるのか、ドットコムバブルと違うのかという問題に対し、渡辺聡氏は適切なビジネスモデルがあれば成功している、と答えている。それって全然答えになっていない。Web2.0的なビジネスがどの程度の確度で成功しうるのか、その勘所を問われているわけで。そういうところで煙に巻くからまたネットのこちら側とあちら側で軋轢が生まれるわけで。無責任なやっちゃ。
以下は私が見聞きしたことをメモしたものです。講演者の意図を正確に反映している保証はありません。
Computerは以前とは違ってきている、ゆっくりした変化
小さなコンピュータをネットワークでつないで世界中の
サーバから得ることができる。どこからもインフラにアクセス
できる。
アルゴリズム最初にシステマティックとして記述した方向性は変わっていないがアプリが変わって。
一人が解決するものから。
メタアルゴリズム、分散型の処理へ。サイエンス
科学者が学んだ事実を供するやり方が変わった。サイエンスフィクション
フィクション
意図的な事実から外れGoogle Map
レバノンの航空写真が6週間で変わっている。
世界の情報を組織化、誰だもアクセス、usefulにする。Google Map
To "geographical organize" the world's information make it useversally accessible and usefulgeographicalに関連付ける
ジョレンクープラン(オランダの経済学者)
<ツールと問題の役割
いいツールというのは、考え方がわかる問題として解決しなければならないのは重要なのか、問わないといけない
問題というのは認識されたとき、海の向こうがなければ海を渡らない
問題というのは解決されるのを待っている。
ツールが認識していないから解決できない。
googleは見えるようにすること。ツールの重要性がそこにある。3つの主要なツール
map新しくなったGoogleマップ
道などの情報をきれいにoverlay個人にかかわる情報はGoogleに乗ってない
Googleマップに個人が載せていき公開する。
われわれがツールを作って他の人にやってもらう API
犯罪情報を載せた地図1年の間に30000のdevelopper siteができている
企業も使えるようSecureになっているGoogle Earth 4
国、土地、などのローカライズ世界で1億人が1年にダウンロードしている
中に入って歩けるようなビルを作れないか。
Google SketchUp : 建物を作れるテーブルとは何かを考え、高さ、回転してはいけない、と考えた
"Designとはものが何なのか考えるところまで戻らないといけない"科学者が公表するやり方も変わってきた。
世界中のアリをGoogle Earthで見られるようになった。
見つかった新しい種にGoogleとつけた人が変わるべき、世界が変わる必要がない→教育をすること
メキシコにセンサーを並べて埋めた。Wifiをつけて
Google Earthを介して見られるように。山に電線塔をつけるのにどうするか、Google Earth上でスケッチで塔
を書く。そこからモニターする。
学生の3ヶ月の作業カトリーナハリケーンの時間の推移をGoogle Earth上で
鳥インフルエンザの感染の広がりをGoogle Earthで
世界中の病気をトラッキングしている
中国の砂漠に軍事訓練用の場所と同じものがパキスタンにある。
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Salesforce.com
SaaSの最先端である
24800
50万11千人のユーザ
(その5%が日本らしい)AppExchangeというプラットフォーム
自分自身でオンデマンドアプリを書いてだせる'99年に設立
当時,DSLはない。ユーザ自身が自分のConsumer Webを使っている。
それがプラットフォームになっている。
これらの特徴。
簡単、直観的に使える。パーソナライズができる。
前に使ったことが反映されている
アップグレードがあったとしてもわからない、使いかえる必要がない
一方既存のPCでは?
PCにインストールするだけでめんどい
新しいのに買い換えた方が楽
Webではリモートに格納される。マルチテナントサーバモデルこれが根幹
でもビジネスはそれができないSaaSはそこを解決する。
従来のOnSiteモデル
High risk, Expensive, Hidden Cost, Complex, Time Consumingソフトウェアも、On-demendに
79% of companies are now purchasing and /or reviewing Software as a Service offerings."
インターネットが新しいOSになっている
今や、Word processor , spreadsheetなどOfficeにとって変わるものが多数出ている。
例: Writely
collaborate機能がある。他の人と
例:Zoho writer例: Google SpreadSheet
既存のSoftware: Single Tenant; 一軒屋
SaaS: Multi-Tenant Shared: マンションデータセキュリティは高い。
他の共有サービス、バンキングシステムと同じコードをカスタマイズするとき
アップグレードしてまたカスタマイズしないといけない
ベンダーがどのようにカスタマイズしていたかわからないから
既存のカスタマイズに対して多くのコストがかかるマルチテナントでは、メタカスタマイズ
ユーザが何者かわかっている。からカスタマイズを管理できるTest before Buy
Pay-as-You-Go Subscription Model
定期的にお金を払う
気に入らなければサービスをやめる
そこでリスクをさげる
ベンダーがリスクを払うことになる
ベンダーがユーザに注意を払うエンタープライズ、これまで中小企業は外されていた
リスクがおおきいと
中小企業も同じクオリティでそのメリットを享受できるのがSaaS7つの特性
あとでBusiness Webでは取引のさまざまな土台となるためのplatformが
必要になっている
LongTailソフト将来性に確信をもっている
Consumer WebのexperienceがビジネスWebでも実現される。SaaS。
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livedoor
7月にトップページ大幅変更
Yahoo:情報を編集して自動的に発信するタイプ
これまでYahooをめざしてきたけど
これからユーザ投稿系のサービスを充実。ブログ最大だし。
広告就航が一時0になって
戻ってきた。
この際大幅に方向転換して企業SNSが増えてきている
コンシューマと直接接点を持つlivedoorはblog最大。SNSも2位
CGMには存在感がある。ブログ「ローカル」地域別、「チェリー」:若年者向け、「俳句」
他にもWiki, 掲示板。。。ユーザ投稿型サイトをCGMと呼ぶ。これが7割近くある。
今のところCGMでビジネスになっているのは、AdSense, AdWordsぐらいしかない
そういうイノベーションをCGMで発明した。
種類は4つ
・広告型
コンテンツ連動
4travel: 悪い書き込み→編集してきれいにすることでブランディングを保つ
・販促型
アフィリエイト
・エスクロー型
課金代行、Yahooオークション
・データベース型
データベースを貸し出すことでビジネスに今のところ、これというものはまだできていない
必要な手法と
タグ:積極的に取り入れていきたい。横断的に検索できる
APIの公開:ライブドア認証API。メリット、ライブドアIDの価値向上
インターフェースのリッチ化:Ajax
RSSフィード:IE7のリリースをふまえて
ターゲディング:
プロフィール:過去に投稿したCGMなどから、信頼度をつけてあげる必要な技術
・検索:構文解析が重要だと。バナーとか0.1%とか。それが1%とかになれば変わってくるのではないか
・協調フィルタリング:
・Ajax
・ログ解析:効果測定新しいブログサービスPRAC
Data Centerを自前で持っている。100人常時待機態勢。課題の整理
トラヒックをメディア化:structured blogging
使いやすさ:Livedoor Readerで実験的に行っているJavascriptベースのI/Fをブログに展開
CGMや他サービスとの連携促進:PRAC:
来年2月にベータ公開予定
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ネットエイジ
TrendMatch: コンテンツマッチの日本語解析エンジン
色んなところに供給RSS広告社
Saaf: よりブログっぽく見えるSBM。
Taggy: 今のところ、タグサーチ、記事クリッピングのみのアルファサービス
年末に、記事コレクション、マルチポスト・アクセス解析を加えて本サービス開始TileFile
タイルの表と裏
ビジュアルにコンテンツを扱う
タンジブルな概念、キャピタル活動
海外のベンチャーのネットワークとくんでグローバルにやっていく
仕掛けもかなりの数用意している
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米国のWeb2.0サービス
今だになにか聞かれる
金儲け
バブルっぽい点に対しても一部成功している。形変えてきているものは。
適切なビジネスモデルがあれば成功するのではないか前回のバブルと比べて
.comブーム:投資市場が牽引していた
Web2.0ブーム:技術者、コミュニティが強い
標準技術(RSS, Trackback, permalink)の組み合わせで作りやすくなった今ある、SNSらは、ユーザの声を集めている。インタラクションの基盤、空間を作っている。
Web1.0のキーワード:早いうまい安い
Web2.0のキーワード:楽しい、知的な刺激今までになかった新しいライフが得られる。。
サービス
SecondLife: 仮想社会で経済活動が起こっている。O'Reillyは刺激的で面白いけどわからない
普及した要因
整理がないまま、重複提示されたことが、かえってよかったインターネットの与える影響って信じられてなかった
時間の軸がずれている。どこが新しいのかわからない。
昔、ネグロポンテとか、ケヴィンケリーとかが言っているのが今に通じる。
Web2.0 = 90年代に語れていたことがようやく実現している過程Webが知識創造のプラットフォームになっている
Crowdsourcing
例 ShutterStock, InnoCentive参加型とかブログ作りたいというときに
どのような運営をすればいいかまとめ方すればいいか。
映画生活をどう動かしているか。新しいサービスをネットで見つけてきて
アイデアを出せるようなブレストの機会を作って
バグトラッキングシステム、いつでも入れられるようにして
一人で考えて作っているというのが多い。
個人の才能によって違う部分が多いように思う。日本で、MySpace, YouTubeとかあげられているけど、
映像SNS自体は、170社あって、35億円の投資があって。
ほとんど名も知られずに消えていく。
失敗を恐れずにやるのが重要としかない。
基準にしているのは、こんなことやりたいというとき、
100万以下、2ヶ月やって、ものにできそうならやっちゃえ。
その中であたってくれればいいかな、という形。
ハードとか安くなっているから、できなくはない。トライアンドエラーのコストが下がってきている。
標準的技術があるので、ただ同然。あとはアイデアが重要に。
海外のWeb2.0サービスで何千のある
無数の屍の上にWeb2.0サービスがある
自然淘汰されたものがきちんと動いている。儲かったのって後発者が多い
1.0企業と2.0企業がどうぶつかるか10年ぐらいインターネット企業の研究をしている
統計とかつかめない
自分でDBをつくって
1件1件ページをみて、そこがinternet企業かチェック。
バブル崩壊直後の業績をとって4分類したところ、
増収増益企業の約4割は2000年設立 != 先行者当時言われていたのは、トップシェアをとれないネット企業は生き残れない?
実際には、2004年後半以降上場のネット企業はトップではない2、3番でも生き残れる?
どのぐらいの割合?
エキサイト:女性に強い
DNA: モバイルに強い
など味付けが違う。2番手だけど物まねじゃない。
サービスが多様化してニッチだけどコンバーションレートが高ければ