メタネタベタオタの末路

スポーツ新聞のサイトは、佑ちゃんとかディープとかうざくてかなわんのでもう読まねぇ。といってWeb関連のはブックマーク衆愚化とかBigBangとかこれまたメタな論議ばかりが増殖していってる。
どこいっても情報が自家中毒を起こしている。
去年の末の東タンやら斉藤先生やら北田さんやらのトークセッションで、ネット社会はコミュニカティブな形で健全な成長をしてほしいんだけどなかなかそうなっていない、小泉みたいなシンプトマティックな人に釣られるばかり、てな話になっていた。上の話を考えればよくわかる。コミュニカティブな社会ではベタ&メタな方向ですぐ飽和してしまう、というのは当たり前な話だ。言いたいのは、Web技術の進化、チープ革命はベタ&ネタな方向の情報飽和を加速させるけど、脱中心化するところは個人にゆだねられているってこと。
アンチコミュニカティブなIT、誰か研究してくだちい。IT=ICTじゃないはず。スタンドアローンであることは、コンプレックスじゃない。「撰ばれしことの恍惚と不安、ともに我にあり」、だ。リベラル・アート・テクノロジー(LAT)があってもいいじゃない。