バッファロー 「PC-MV9H/U2」

しかし、XCode搭載キャプチャカードなど、最近のMPEG-2では4〜5Mbps程度でかなりの画質を実現していることを考えると、H.264にしても容量的には半分程度にしかならないことになる。

ちょ、おま、データ量を半分にするのがどれだけ大変か知ってんのかと小一時間(ry それはともかく。
先週ちょっと遊んでみました。
破綻を避けるため符号化モード(特にMBの分割)を制限しているようでした。あと、Bピクチャで双方向予測が使われていない(前方向予測/後方向予測のいずれかのみ)。リアルタイム録画を実現するために、意図的に動作を制限しているのでしょう。それは、

640×480ドット/5Mbpsで、約20秒(14.1MB)のMPEG-2ファイルをH.264の最高画質(640×480ドット/平均2.5Mbps)で変換してみると86秒かかった。H.264標準で83秒、低画質で89秒と、VGA解像度では画質モードの違いはほとんど出ない。

というところからもわかる。最後にエントロピー符号化するCABAC(コンテクスト適応二値算術符号化)はかなり重く、発生符号量は符号化/復号の処理量にそれなりに影響するのが普通なのです。それにしても、トランスコードが遅すぎるのはショック。
ともあれ個人的には画質にそれなりに満足していますよ。