大雄山、足柄神社、寒川神社

10連休のGW残り2日に、足柄神社に行くことにしました。足柄神社は金時山を挟んで箱根の丁度裏側で、近くには大雄山最乗寺という古刹があるので、合わせて行ってみることにしました。

最初足柄駅に向かったのですが、電車の中で小田原から出ている大雄山線に乗らないといけないのを知り、足柄駅から五百羅漢駅まで歩いて乗り換えたのでした。五百羅漢というのは、玉宝寺に祀られている五百羅漢像から来ています。Wiki阿羅漢のページにあるように、五百羅漢というのは割と全国にあったりします。玉宝寺では本堂の中に列を成して並べられていました。いろんな顔や姿の羅漢さまがいて面白いです。

大雄山駅で降り、バスで最乗寺へ向かいます。坂を上っていくと緑が増えていき、やがて木々に囲まれた参道が見えてきます。終点で降りて、10分ほど歩くと山門が見えてきます。天気がよくて、緑もまぶしくて散策にはもってこいの場所です。紫陽花も有名らしいですね。

石段を登ると山腹に開けた境内に入ります。地元の崇敬が篤いのか、奉納された木札が何枚も壁にかけられています。また天狗伝説で有名らしく、門の両側に天狗の像が建っていたり、高さ2メートルほどの巨大な下駄が奉納されていたりします。奥の院へ行くには長い石段を登る必要があります。森閑とした杉並木は雰囲気があって、ゆっくりでも登りたいところです。

足柄神社は駅の反対側にあり、歩いて向かうことにしました。参道から横に曲がり、車道を1時間近く下りて行きました。脇道に入り、畑の横を歩いていくとやがてこんもりとした小さな森があり、その中に神社はありました。社殿は1つあるだけですが、本殿と拝殿がつながった形をしており、意外に大きい。また横には古びた石祠があり歴史を感じさせます。足柄神社は、重巡足柄だけでなく、現在任務についている護衛艦あしがらの艦内神社でもあり、境内に紹介する看板がありました。ここまでちゃんとした神社なのに、社務所がないんですよね。

帰りはバスで駅に戻り、小田原へ。5/3に北条五代祭りというのがあったらしくあちこちに幟が立っていました。時間があったので小田原城を散策。実は初めて。郭が残っているけど、全体に広すぎてぴんとこないなあ。

この後は折角なので、相模国一ノ宮の寒川神社へ向かいます。相模線の宮山駅から歩いて10分ほどです。神社の向かいに、市民会館のような参集殿がある。さすがだ。境内は全般に綺麗で、社務所も本殿も大変立派でした。5/1前後は改元記念で特別なご朱印がもらえたらしく、相当混んだらしいですが、この日は夕方だったこともあり、参拝客はまばらでした。本殿の奥に神苑があるらしいですが行きそびれました。

いい時間になったので、町田でベルギービールを飲めるお店である地ビール厨房Copaに。CorsendonkのGrand HopsとBinchoiseのSpecial Noelを。なお、現在は高座渋谷に引っ越されたそうです。