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京都といえば天下一品総本店

帰省途中に京都に寄ったはいいが、特に行くあてもない。一乗寺のラーメン激戦区でラーメン食べたいなぁと思ったとたん、天一総本店に行かな!とインセプションされてしまいふらふらと市バス5系統岩倉操車場行きへ。
5系統は、烏丸から四条通りを経て河原町を上り御池通りから鴨川を渡り三条通りに戻って東大路を上がるという素敵仕様。四条通りの市バスとタクシーの乱戦っぷり、河原町の乱立するパチ屋の隙間に甘味処があるアナーキーさは相変わらずでした。高山彦九郎先生の土下座はこっち向きだっけと思うが御所だからこれでいいのかなどと記憶の欠片を結びつけ、三条通りもこざっぱりとなったなぁと感慨を持ちつつ、バスは岡崎通りから平安神宮、動物園前、南禅寺を巡っていく。家族連れが入れ替わり乗り込みまた降りていく。観光客の慌ただしさ、暑苦しい夏空、品のいい街並、どれも京都らしいなあなどと感傷に浸る。表情を少しずつ変える通りの眺めを楽しむのも、京都の楽しみの一つ。実際、街並を眺めていて飽きることがない。ハイソなパン屋とかガラクタ同然の品揃えの画材屋とかブーム便乗のつけ麺屋とか高級割烹とか敷地内に森があるような大邸宅とかす涼やかな疎水とか。バスは銀閣寺前から白川通りを上り一乗寺へ。
天一総本店の最寄りのバス停は一乗寺木之本町とあったけど、一つ前の方がいいなぁ。数分歩くと赤い看板と待ち行列が見えてきた。天一ジャンキーどもめ♪ いや自分もそうなのだが。店は少し奇麗になり、そして確かにベッキーすぎる。センスがダメな意味で香港風なポスターを、色んなバリエーションで作っていて、店の外から中から貼り倒していた。
そろそろ味のことを書こうか。食べログのレビューでは、本店は味が違うという声と味の違いはないという声が7:3の割合といったところ。自分としては、よーわからんw 味の基本は本店も東京の店も変わらない。本店と比べると、東京の店のは立体感がないというか全体にぼんやりしているというか。信者補正のプラシーボではないと思うんだけど、東京で食べ直すと違いをはっきりと指摘できるかも。とりあえずスープがちゃんと熱いのは確か。東京のは熱くはないんですよね。
食後は詩仙堂に向かう。東山の麓はなんか好きなんですよね。品のいい邸宅と田畑が陣取り合戦をしている狭間をすり抜けていく。銀閣寺から下る哲学の道は学生時代によく散策したものです。宮本武蔵が吉岡一門と戦った一乗寺下り松から坂を登り品のいい門をくぐる。詩仙堂の庭はもっとかしこまった庭なのかと思っていた。結構ゆったりしていると感じたのは、真夏だからなのかもしれない。秋には紅葉ですごいだろうなと思わせるつつじたちや如何にもな植え込みとは対照的に、段差の下へ降りていくと少し開けていて池と植え込みの対比で見せる感じに。いや何も知らんけど。
夕方に実家に着かないといけないので早々に京都を離脱。今度は修学院離宮に行きたいなぁ。

実家では一日、犬と息子夫婦と興じる。末弟が買ってきた焼酎の魔王が異常に美味しかったことと、関西にはソースの種類が多いことを備忘的に書き留めておく。実家からオリバーのお好み焼きソースを強奪してきました。このままUターンの旅を始めることになるのか。