戦場の畸形化

主義主張が違うと戦闘が起きるのだけど、なんだか最近どんどんその戦闘がしょーもないことで多発するようになっているように感じる。使えるコンテンツが限られているため、小さなギャップに戦力が集中し、歪みが発生しているみたい。

行き過ぎたマニエリズムというか、ガラパゴスというか、メディアでは最初はバランスのとれたコンテンツが徐々に畸形化していくという習性がある。たとえば、2ちゃんねるのコンテンツ関連のスレ(たとえば特定のアニメ番組)のAAは、最初は映像の模写だけどどんどん畸形化していくんだよな。そういったネタの畸形化が敷居の高さになって新参者を排除することになりやがて衰退していく。進化の袋小路というやつだ。

で、コンテンツならばまだ微笑ましいのだけど、経済活動や人のアクティビティまで畸形化していっているのか、とやらおんの2つの記事を見てなんとなく思ったのでした。
ソーシャルな経済活動に偏重するなかで、人間はどんどんコンテンツ化しているなぁ、というのは以前から感じているのだけど、そのことと人の行動の畸形化には関連はあるのかも。ないのかも。