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「神のみぞ知るセカイ」

酔狂さんへの返事を書かなきゃと思いつつ忙しさにかまけておりました。

ブコメって、記憶だとかトラウマとかコンプレックスとかそんな重しがあって、それの対極に愛があって、2つのギャップで笑いを誘っているんですよね。

神のみは、そういうのをみんなパターン、お約束として扱っている。少なくともメタな視点の上で語りなおしている。だから、女の子が小さくなったり、入れ替わったりというのも、描かれなきゃいけないのだろう。

面白いのは、桂馬の設定が、そういうメタな視点を含んだ上での動機付けを許す様になっているところにある。桂馬が女の子を落としながらこれに何の意味があるのかを考えているのは、そのまま読者がマンガを読んだりギャルゲーをやったりすることへの問いかけになっているのだけど、それが許されるような世界観になっちゃっているんですよね。奇跡的にも。

ともかく、重さがない、メタな視点を許す世界観、という意味で画期的なラブコメだと私も思うのでした。