ポスト・ホロコーストもの

「新世界」「旧文明」系FT・SF話 - Togetterまとめ
「中世ファンタジー、と見せかけて科学が発達しすぎて一度文明が滅んだ後の遠未来を描いた作品」まとめ - -it’s an endless world.
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「エンジン・サマー」の大森望さんによる後書きから関連する部分を引用。

もっとも、テクノロジーが失われ、変貌した未来を異世界ファンタジー風に描くのはジャンルSFの定番。"ポストホロコーストもの"などと呼ばれ、ブライアン・W・オールディス『地球の長い午後』から、椎名誠『アド・バード』三部作、冲方丁『ばいばい、アース』、貴志祐介新世界より』まで、数々の名作が書かれている。その意味では本書(エンジン・サマー)も伝統的なサイエンス・フィクションに属するが、クロウリーはこのサブジャンルに新たなページをつけ加えた(その達成を踏まえて書かれた遠未来SFが、ジーン・ウルフ新しい太陽の書』四部作であり、イアン・バンクスの『フィアサム・エンジン』だろう)。

「エンジン・サマー」のラストの美しさは、泣きゲーのそれと通じていて、いつかちゃんと考えなきゃと思っている。とりあえずこのジャンルの作品をまとめておく。