起業精神とコンテンツの力学との捩れ

shi3zの長文日記

ゲリラ戦の鉄則は、巨大な敵が欲しがらない、とるにたらない領地を攻め、そこを護りきることだという

スケールとエコシステムが必要なコンテンツサービスとゲリラ戦とは相性悪いのでは? というのがkawangoさんの記事の内容だと理解したのだけど。それを覆すには、他のプラットフォームとつなげるしかない。shi3zさんがが自らその「努力」を書いている。

土日も含めて毎日コンテンツを更新したり、寿司券があたるようにしたり、地方のドコモに遠征して説明したり、そういう地道な営業・販促活動を徹底的にやった。その結果、CMの話につながって、ようやく僕らも2万人超のサイトを作ることが出来た。

最近思うのだけど、スピード獲得のためなるべく身軽に起業するという流れと、より広く浅く客を囲い込まないといけないというコンテンツサービスの流れと、どんどん2つが乖離していっている。その2つをshi3zさんの言う「努力」でつなげることで企業活動を回していくとして、それって属人的だなぁとかローテクだなぁとか感じる。それがどんどん厳しく難しくなっている。