ロシュフォールの恋人たち

シネセゾン渋谷でデジタルリマスターバージョンを上映しています。専用ページはここ

男女がひっついたり離れたりしているだけの映画、と聞いていたのだけど、楽曲が好きな人でミュージカルに拒否反応ない人は見ておくべきです。ロシュフォール原理主義かつミュージカル大好き人間としては見ていてニヤニヤが止まらなかった。聖地詣でに行きたくなるぐらい素敵。「キャラバンの到着」で広場でみんなが踊っているところでもうたまらないです。ニコニコアカウントない方はこちらから。

うわ、市場で知ったのだけど、ニューサウンズインブラスでキャラバンの到着が出てるのか!

双子姉妹の歌のように単発で有名な曲も楽しいのだけど、それだけじゃなく色々見所がある。
以下YouTube映像貼り付けネタバレ。

やっぱりミュージカルはアンサンブルが見所だと思う私。最初は、双子姉妹のところにイベンターが出演交渉にきている。2分当たりで「どんな曲調が好きなの?モーツァルトストラヴィンスキー?バッハ?」なんて言ったあとで「ルグランでいいか」なんてネタがある。その後、いろんな登場人物が自分の心情を歌うシーンが入れ替わりに出てくる。4分15秒あたりで4人のシーンに戻るのだけどその後、楽器を持ち出してもう無茶苦茶にw


話している中央の二人の後ろでなぜか踊っている街の人々w ダメな人はダメかも。その後の登場人物の絡み合いも楽しい。

イベンターの二人がカフェのおばちゃんに「どこ行ったの?」と聞かれて歌いだす。周りの海兵とかがちゃんと聞いているこの空気がたまらない。あげく最後は一緒に歌いだすw

道を歩くデルフィーヌとなぜか一緒に踊りだす街の人々。楽しすぎる。このぐらい世の中も楽しければいいのに、とアメリっぽいことを考えちゃって悲しくなったのでした。

でも、ソランジュに一目ぼれするアンディは自重しるw

最後は、双子姉妹のステージを貼っておこう。エロかわいすぐる。