ネット広告とYahoo

メモです。
日本経済新聞

「ブランド力のある大手広告主からの、ディスプレー広告(ウェブサイトに表示するバナー広告など)の出稿減少によって、業績が押し下げられた」と述べた。ディスプレー広告は、ヤフーの最も重要な収入源の1つ。ディスプレー広告による世界での収入は3%増にとどまった。4-6月期には2けたの伸びを示していた。

厳しいねぇ。

ヤフー幹部は「厳しい事業環境にもかかわらず、数年にわたる期待はずれの成長へのてこ入れ策は奏功している」と強調した。ジェリー・ヤン最高経営責任者(CEO)は「このところの厳しい環境の中でも広告支出を続けている企業のほとんどがヤフーに出稿してくれていることに、勇気づけられている」と語った。

営業の話だよな。費用構造を見直すってもね。
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/081022/23416.html

ヤフーはグーグルに比べ経済低迷下にあって広告による収益があげにくい。グーグルは広告主にとって低コストのテキストベース広告が主流であるが、ヤフーはより費用のかかるバナー広告を主流としている。

ネット広告も、これからプレイヤーが増えたとき、費用のかかる表現力の高い広告では過当競争になるけど、低コストな方はずっとグーグルのターンだろうな。ネット広告もしばらくはきびしそう。やっぱ如何に販促を取り込むかだな。

(追記)一方日本のヤフーは利益を出している。
ヤフー、平成21年3月期第2四半期決算短信を発表、広告・有料コンテンツ販売が好調 | RBB TODAY