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アキバの事件

万世橋から中央通りに歩いていると、旧サトームセンの細い通りでものすごい怒号と人がもみあうような姿が見えた。道路に警官がうずまって倒れていた。金髪のにーちゃんが殺気立って壁の誰かに怒鳴っていた。人の垣根越しに見てもこれはやばいと思ってその場を離れたら、ソフマップ前の交差点がえらいことになっていた。4人ほど交差点の中で倒れていて、折れた傘や所持品が散らばっていた。それぞれを1人か2人かが介抱していた。丁度信号待ちするように立っている人の列はみんなケータイのカメラを向けて撮っていた。まだ救急車も警察の増援も来ていなかった。介抱していた男の人が、遠くの警察の車に「もっと近くまでこれないのかよ。はやく介抱しないと」と怒鳴っていた。介抱はできないし野次馬していても邪魔になると思ってその場を離れた。店に入って出てくると、交差点に赤いランプが数多く回っていた。
今確認したところ、既に3人の方がお亡くなりになっている。わからなくてもできることをするべきだったのではないか、と後悔してしまう。そのぐらいあの光景は異様だった。ほとんどテロだった。
(追記)いつもならそこかしこを歩いている警官が複数、道路に倒れているのですよ。そして、目の前で人が倒れているのに、ケータイで写真を撮っている人たち。戦争だってブラウン管越しだとショーになってしまうわけだけど、その場に居た人たちはケータイで写真を撮って惨状をショーにしていた。それが野次馬的快楽に根ざしているのか、対象を切り離すことで自分を保とうとしているのか、そのどちらでもないのかわからないけど、起きていること以上にそのことにショックを受けたのでした。
たまたま昭和通りでラーメン食べて書泉タワーに立ち寄ったから巻き込まれなかったものの、自分があの中で倒れていたとしてもおかしくなかった。
亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りします。

(追記)23:06 >to suikyoさん,Waferさん
どうもありがとうございます。
たまたま昨日のビリフリでアキバのラーメンの話をしたので、美味しいラーメン屋を探して食べようという気になったのであって、ホントわずかな違いであそこに居合わせたかもしれないと思うとぞっとします。
交差点の惨状を見たとき、とてもその場に居続けることができなかった。無政府状態近かったし、またどこに危険があるかわからなかったし。
今回の犯行がもしなかったとしても、アキバの歩行者天国に車が突っ込むといった事件はいつか起きていたかもしれない。路上に倒れていた方たちを見て、そのようなテロ的な恐怖とか危険は身近なのだというのを思い知らされました。
致命的な傷を負った人がほぼすべて命を落とされていることにまた深い悲しみを感じます。改めてご冥福をお祈りします。