素材のインフレーション

http://news.livedoor.com/topics/detail/3489388/

TBS必死だな。視聴者をひきつける(と彼らが思い込んでいる)素材(タレント、ネタ)を後先考えずに過剰につぎ込んでいる。まるで男塾のようだ。倍倍ゲーム。
でも、そうやって、素材のインフレーションが起きていって、ジャンプは「友情・努力・勝利」をまわす貨幣価値が崩壊していった。パワーインフレーション。過剰であることはネタになりうるけど、一時的な解決策でしかないんだよな。結局、紙くずと化した紙幣が残るだけで。
ミクのように、無色透明な素材が流行っているのは何だろう。メタな貨幣を導入してるってことなんだろうか。
http://keizaijouhou.com/2006/01/post_121.html

ディマンドプル・インフレに対しては、総需要を抑制するため、政府は、1)財政支出を削減して公的部門の需要を抑える、2)増税を行って民間からお金を吸い上げる、などの財政政策を行い、日銀は、3)公定歩合を引き上げたり、4)マネーサプライ伸び率を抑える金融政策を実施する。

コンテンツから一律に税をとるって案はこの方向かね。
http://keizaijouhou.com/2006/01/post_122.html

コストプッシュ・インフレに対しては、資源供給の安定化、企業の生産性向上、規制緩和独禁法の強化による自由競争の推進など、供給面を調整する手段が重要となる。また、賃金、資本、土地等のコストの上昇を抑える政策がとられる。

素材利用の自由化推進はこの方向かね。放送法を緩和することは結果として放送局のコンテンツの価値を守ることになる…そうかもしれない。

根本的な施策として需要をあげる、というのがあるとして、利用者が自分を表現したいというのが需要なんだろうか。

うーん、いまいち。