哲学、脳を揺さぶる オートポイエーシスの練習問題

このブログでしばしば取り上げる河本英夫先生の本。帯にはこう書いている。「こんにちは「哲学」です。SFでも、デザインの教科書でも、クイズでもありません。副作用で、頭も少し良くなります / 創造性への果敢な踏み出し」。むしろ、哲学でも、SFでも、デザインの教科書でもある。たとえば第1章の3ページ目でいきなり、「創造性というとき、課題への感受性、アイデアの流暢さ、柔軟性、独創性、さらには別様に見る視点の切り替え、精密性などの能力が関与している」と書いちゃう。こんな調子で発想が進むルールとか知がどのように形成されるか、方法論として体系化され実践的に記述されています。ぽんぽんと。発想とか知能形成とか興味ある人はぜひ。