視聴とネタ表現からなるコンテンツアクセス

YouTubeでユーザはコンテンツを次のように扱う

  • 他人が教えてくれたコンテンツを見る
  • ソーシャルメディアに貼ってあるコンテンツを見る
  • 自分が面白いと思ったコンテンツは他人に教える。

現在のソーシャルメディアにおいて、コンテンツは次の2つの性格を持つ。

  1. 視聴とネタの表現が不可分である。他人と話題を共有することがコンテンツ視聴の動機になる
  2. 表現の内容はチープ(梅田さんが「チープ革命」と言うのと同じ意味で)である。ツッコミだけでなく、このシーンは面白い/泣けるといったシンプルな感情表現、「キタ━(゚∀゚)━!!」のような反射的表現も含まれる。

このソーシャルメディアでのコンテンツアクセスモデルは、これまでテレビが想定していたそれと大きく異なる。さらに言えば、近代以降の伝統的なコンテンツアクセスモデルと大きく異なる。