ギートステイト制作日誌8/16

この世界では誰が何作って何食べて生きているんだろう、とか、データセンターどうなってるんだろうとか、流通とか貨幣はどうなってるんだとか、電力どうするんだろうとか、電波法大変だなとか、有事のセキュリティはどうなっとんのとか、P2Pとひとくくりに言われてもよーわからんくてハイブリッドなoverlay structureはどうなっとんのとか、わからんところは色々あるのですがまーいいや。

ゲームプレイ・ワーキングは、ネットワーク上に公開された仕事のことである。マッピングシステムにより、本来の仕事の姿とまったく違うエンターテインメント的な外見( 多くの場合はコンピュータ・ゲーム) をこの仕事は備えており、従事者は、あたかもゲームをしているのと同じ感覚で在宅労働することができる

それなんてしーぽん
実問題をゲームとして記述するところはすげー敷居高いだろうなぁ。そこはプログラマがするのか。建築と都市計画と流通とプログラミングを一緒に行うようなアーキテクトがいるんだろう。ホントかねぇ。人が参加して問題を解くというのはagreeなんだけど、ここはもっと根深いものがあるなぁ。

ゲームプレイ・ワーキングを禁止した中国の政策等の事情によりアジア諸国から流入した外国人労働者は70万人を越え

香港のネトゲの廃人ぷりを見ると、放っておくとえらいことになりそうで、少なくとも表向きは禁止するようにも思う。むしろ日本はゲームプレイ・ワーキングを禁止し、一部の従事者は海外に流出するというのはあるのかも。インドは?

あらゆる履歴情報とは、メール、テキスト、取引情報、閲覧したウェブページや視聴したテレビ番組にとどまらず、その個人をとりまく24時間365日の音声データと映像データ、嗅覚データなどである。

そのテキスト情報は、ktkrとかpgrとかwktkみたいにjargonありありで残っているのかね。声でコミュニケーションとるの? 攻殻見てて思ったのは、あんな普通に脳内会話しなくてもいいのに、てこと。圧縮言語使えや。ところでこの時代、Webページって残っているの? 今でもケータイでRSSで見てるけど。

家電メーカーの多い日本はライフログの先進国である。

ケータイに全て押し込めるDoCoMoちっくな未来図はどうなんだろう。あらゆるものが端末に収まっていて、アクセスは全てその端末を介する、というのは日本人的メンタリティにあってるかもしれない。もしかしてライフログ後進国かもしれない。家電メーカは決められた規格でしか作らず、ゲームプレイワーカーはASPみたいな勝手サービスを使い分けてライフログを活用する。

「自分の行動は検索エンジンが決定しているのだ」と考える新たな精神病なども発生している

ここはもっと色々ふくらませそう。ネットの知り合いと仮想の回答者と検索エンジンとを同一視してしまう、とか自分の行動を順序だてて理解できないとか。

物語は、そんな世界に生きる元ゲーマーの老人と検索性同一性障害の少女、ギートの青年、そしてひとりのテロリストを中心に、4話のオムニバス形式で展開していく。家族は出会えるのか、老人は幸せになれるのか、思い出は守れるのか、2045年のそれぞれの「居場所」探しが始まる……。

sneg
どうせなら各人に20人ぐらいのネットワークが後ろにあって(当然その後ろには互いに名前しか知らないようなン百人規模のネットワークがあって)、居場所を作るのか居場所を確認するのか訳分からなくなるぐらいして欲しい。