まずは好感度をあげろ、話はそれからだ

某広告代理店の人の話を聞く機会があった。インターネットなどでアンケートをとり、印象に残ったCMのランキングをだしていた。自由回答形式で、上位にあがったCMもさまざまだった。ボーダフォンLOVE定額だったり、アイフルだったり。ただし、どのCMも好感度は高かった。
メッセージ性やら、インパクトやら、視聴者に印象を残す方法はいろいろある。その中で好感度が特に重要視される。口当たりのよさ、安心感、かわいさ。
チープ革命で表現が増えていったとき、最初のフィルターとなるのが好感度になるにちがいない。晦渋やら構成やらエレガントやら他の価値は好感度の前に振り落とされる。そうやって多様性はある一定の指向性の元に制御されていく。
そんな世界は楽しい?