のまネコネガティブキャンペーン

ゲーセンでOZONEの歌が流れているだけで、心底腹が立ってしまいますよ。個人的にのまネコインスパイアーは、片山恭一の「世界の中心で愛を叫ぶ」ぐらい恥知らずな行為です*1


・「avexの行為と同人で金儲けするのとどう違うか」
もし露天でモナー由来のマスコットを売ったら、avexは営業妨害と称して排斥行動に出るんじゃないでしょうか。たとえモナー自体に関する権利を制限しないと口で言っていても。同人ではこのような独占的行動に出ることは有り得ない。逆に同人では、二次創作たりうるために加えた部分については、厳しいmarket validationに晒されます。その部分でパクったりしたら凄まじく叩かれます。オリジナリティの拙いのまネコが叩かれるのは、もっともだと思います。
同人の市場力学と一般商業活動の市場力学の衝突というのは重要なテーマだと思うです。


・「モナー2ちゃんねる由来じゃない」
幾つかの行き過ぎた行動はともかく、彼らは自分たちがモナーにコミットしていることを行動で示しています。モナーの由来を指摘する行為は議論のための議論でしかない。著作権親告罪であるなら、彼らのコミットする行為はより実効力があると言えます。もし著作権のあり方自体も含めて問うのなら、彼らを叩くよりももっとするべきことはあるでしょうね。行き過ぎた行為を正当化する気は毛頭ない。しかしこの手の工作は基本的につまんない。2ちゃんねらー中華思想というか事大主義は興味深い事象ですがそれはまた別の問題。avexにかかる責任がそれによって減じられることはないのです。

*1:世界の中心で愛を叫んだけもの」という有名なSFがある。ところではてなキーワードによれば、「陥りがちな間違い。→世界の中心で、愛をさけぶ」とのこと。なるほど、『、』が入るのがオリジナリティなのね