初期スタンス

  • long tailは日本の場合意味が違う。異質なものが散在しているのがアメリカ。基本的に同質だからこそ細かな差異が意味を持ってくるのが日本。
  • 鎖国パラダイスが定常状態
  • 知のコモディティ化を志向する傾向、つまり知識を広く浅く再利用するために収集しようとする傾向は、ちょうど我々(ポスト団塊)の世代から始まっているように感じる。つまり勉強の意味が変わってきている。知の体系が、「伽藍からバザールに」変わってきている。
  • チープ革命はそれが革命と気づかないほどに、日本人の心性とシンクロしながら進行している。
  • 真にコモディティ化していくのは、経験である
  • 人間性や共感性や交渉力を重視しすぎると(つまり梅田さんが言っていること)、long tailコモディティ化とは逆行してしまう。
  • デザインの概念は重要である。しかし(スタンフォードのデザイン学科のアプローチ方法のように)積極的にデザインしようとすると(他の見方で干渉しようとすると)、対象は形を変えてしまう。
  • しかし今回の出張で身にしみたのは、外に出ないと進化が起きない、ということ。少なくとも大きく違ってくるのは、異質な意見に対処するための柔軟性、状況に応じてすぐに論理を組み替えるための即応性、アイデンティティが危機に晒されたときの粘り、だ。今の自分には、粘りしかないからなぁ。スキルをコモディティ化できればなぁ。