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集合知の信頼度判定

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追記の形で。ソーシャルメディアでは、アテンションがある程度大きくなって初めてまともな意見が出るようになっている。見識のある人の意見が、アテンションが大きくなった後、それに一言申すような形で出ている。つまり、アテンションが上がっている状態の…

スルー力に関わる議論でわかったこと

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問題が簡単なほど議論の収束が遅くなる。集合知は認識をディレイさせる方向に働く。 理由1:そもそも、議論は参加者が多いほど収束が遅くなる。問題が簡単なほどアテンションが集まりやすい。 理由2:人が何かを表現しようと思うには「内圧」が重要な役割…

グルコースの中の人のWeb2.0関連研究まとめ

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こういうのは部外者にはとてもためになります。ありがたいことです。以下は私的な備忘録的なまとめ。

身体性の共有

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「発売直前、WiiとYouTubeの強烈な関係 - ニュース - nikkei BPnet」はなんとなくスルーしてたけど、やっぱり気になってきた。物理空間での身体性の共有は、まあ、祭りとか色々ある。ただそれは、同じ時間に存在していないと起こりえなかった。今だとSecondL…

「ぶっちゃけソースコードと言葉は違う。言葉は見た瞬間自動実行されるバイナリみたいなもの。」

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アンカテのエントリー「人はネットの言葉から受ける影響を自己管理できるか?」経由。 "世の中には2種類の人間がいる"というお題に、一つ回答するなら、「自分の思考をフィードバックして閉ループ系を作れる人と作れない人」だ。この話でいうなら、自動実行…

議論のボトルネック

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酔狂さんのコメントにレス。 >ブレイクダウンの軽重はアテンションで決まるんですかね そうですね。ベストセラーは優れている、というのと同じ意味で。そして、アテンションを集めるブレイクダウンというのは、誰もが共通了解を持っている問題にほぼ限られ…

Webのタイムパラドックス

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今週は、今更スルー力とかのたまう梅田さんを生暖かく見守る週間だったように思う。それだけではなく、日常レベルの問題で「何をいまさら」てなエントリーは多い。ある人にとっては過去の話題が、別の人にとっては旬だったりする。それはまるで、異なる時代…

豊かさの経済学

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The Long Tail - Wired Blogs The Economics of Abundance - My Life Between Silicon Valley and Japan 結局、貨幣に変わる流通するものは何なのかを議論せにゃいかんのに、オライリーの成功にかこつけて、柳の下でどじょう探し(思わせぶりな単語と概念の…

コンテンツにおける倫理と速度

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「ユーチューブは本当にWeb 2.0か」--「Web 2.0の倫理」をめぐって盛り上がる議論(その1) - CNET Japan「ハックとリミックスを可能にするのデザイン」と、共有サイトが本物か否かは別である。偽の共有サイトであろうとハックとリミックスは技術的に可能で…

グーグルのオファーを断り、10億ドルをつかみそこねた男の話 - CNET Japan

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原因のひとつは、こうした大立て者--ほとんどが50歳前後の男性--が実際のユーザー層と大きくかけ離れていたことから、主に若者向けのSNSビジネスのコンセプトや魅力をきちんとしておらず、しかも自分たちで使うこともあまりなかったことにあるという 現在Fri…

第2回ACフォーラム

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織田さん@Ad Innovatorに、CGCに(アテンションではなく)ちゃんと報酬が払われている例があるか、という質問をしたところ、SecondLifeの例をあげてもらった。ただ、個人的にはいまいちピンとこないものがある。万人にうける一次著作物を創作し公共の場で経…

ネットレイティングス、オンライン広告統計レポート(2006.9)

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9月月間で最も積極的に広告活動を展開した業種はアドインプレッション順では、「人材派遣・人材斡旋会社」、「金融・保険・証券/個人ローン」、「化粧品・歯磨・洗剤」で、推定広告費順では「化粧品・歯磨・洗剤」、「食品」、「金融・保険・証券/株式取引」…

BARTube

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新装開店するという話は聞いていたけど、これは予想してなかった。これいいですね。

9月26日「YouTubeビジネス戦略セミナー」 - KandaNewsNetwork KNN

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これまた賞味期限切れながらメモを貼っておく。 CM二次創作が来るぜ、という話。

「CNET Japan Innovation Conference 2006 Autumn」 - CNET Japan

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賞味期限切れながらメモを貼っておく。 とりあえず、タグ検索サービスのtaggy.comが面白かった。それ以上に10月にサービスが始まるというTileFileがすごいです。Googleの方法論では、見えるところにデータを置いてないのはその人が悪いということになる。Sal…

電通がAISASを登録商標としている件について

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Googleのタカヒロ氏のエントリーより。 なぜ、CGM=会話と言われているかというと、CGMが口コミ(つまり情報のshare)以上のものだからだろう。 ある英会話の先生が言っていたのは、会話が書き言葉や演説と違うのは理解をimproveする点だ、ということだった…

Google in YouTube talks with News Corp | Media | The Guardian

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英語です。以下引用。 However, MySpace regards YouTube as a direct competitor. News Corp chief operating officer, Peter Chernin, told investors recently that 60-70% of YouTube traffic comes from MySpace. MySpace has reportedly considered cu…

100人目のブロガーが叫んだとき

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「CNET Japan Innovation Conference 2006 Autumn」 - CNET Japanで渡辺聡氏が、Web2.0が盛り上がった一つの要素として、「整理がないまま、重複提示されたことが、かえってよかった」というのをあげていた。O'ReillyのWeb2.0の定義は明確でない。だからこそ…

Webにみる中世

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普遍的な倫理や権利よりも対面での了解が重要である現代が、法が整備される前の中世の状況に似通っているという指摘はぽつぽつ見るのだけど、包括的なのは知らない。和田伸一郎の議論とかはとっかかりになるのかもしれない。 SNSと中世の社交界とを比較検討…

「Google EarthやGoogle Mapsは単なる地図ではない」、米GoogleのJones氏

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この講演でメッセージを発していたのは、ツールと問題解決の関係、それとデザインについて言及したところだった。以下、講演時にとったメモをそのまま貼る。 ジョレン・クープラン(オランダの経済学者)がツールと問題の役割について述べている。いいツール…

The Border of Improving Worlds

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http://www.100shiki.com/archives/2006/09/_talk_diggercom_1.html 消費者メディアとはつまり「会話」である。/ そうした議論が最近のトレンドだ。その会話を最大化することがいわゆるバズマーケティングとかいうものだろう。/ そうなるとその会話がどうい…

YouTubeに貼られるCM

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アメリカンエキスプレスのCM話題になったSonyのBraviaその撮影シーンこのCMのパロディ。やってくるのはスーパーボールじゃなくて…新作がグラスゴーで撮影されているらしいペプシとメントスhttp://youtube.com/watch?v=GI-muFjo_ck http://youtube.com/watch?…

備忘録

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11/7-9: Web2.0 Conf. 2/27-3/1: Emerging Telephony Conf. 2007 (ETel2007) 3/26-29: Emerging Technology Conf. 2007 (ETech2007) ETech2007は勢いで行きそうな予感。9/26 12:30- CNET Japan Inno. Conf.「Web 2.0時代に成長するテクノロジー企業の戦略」 …

ギートステイト制作日誌 - CNET Japan

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ウィノグラードの話が出てきたのでとりあえずTrackbackうってみた。アフォーダンスとか環境とか構造的カップリングとか被投性の概念と、Mechanical Turkという呼び名とはあんまり相容れないような。 →認知とコンピュータサイエンスの変遷 - END_OF_SCAN

新しいコンテンツアクセスにおけるWebの技術課題(ネタだけ)

これから書く。というか全然まとまってない。技術に落ちてない。今のSMOの課題: Web2.0トラフィックを単純に増やす。リーチの拡大。コンバーションレートはほとんど考えてない コンテンツ位置のメタデータとコンテンツ内容のメタデータ:SMILの失敗、Podcast…

新しいコンテンツアクセスにおける配信基盤の技術課題

インターネット映像配信ビジネスの課題として、配信基盤と報酬系をあげた。アンビエンスを満たす配信基盤実現のための技術課題をいくつかあげる。本当はちゃんとあげて議論したいんだけど。 ネットワーク 新しいコンテンツアクセスでは、ロングテールにおい…

アンビエンスを作るコンテンツアクセス

データベースから言語へ、コンテンツの変遷 - END_OF_SCANに述べたように、ネットでは視聴と表現がカップリングされている。視聴者はネット上の評判になっているコンテンツをすすんで視聴する。視聴者はユーザとして自分の感想を表現としてネットで見える場…

YouTubeとAppleとGoogleの共通項

先日、会社で梅田氏の講演会があった。ある人がYouTubeとGoogle Videoとの違いは何なのか訊いた。梅田氏は、Googleがもはや巨大企業でありエスタブリッシュな存在になっている、と言い、加えてYouTubeの使い勝手のよさをあげた。 使い勝手のよさはAppleにつ…

参考文献とか

ライフスタイル、リテラシー Tim O'Reilly, 「Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル」 梅田望夫「Web進化論 本当の大変化はこれから始まる」、筑摩書房、2006/2 梅田望夫「ライブドア問題を語るブログの世界の奥深さ」フォーサイ…

Web 2.0 アプリの階層構造 by Tim O'reilly

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Web 2.0 は究極的には信頼に基づいている。 いつも指摘していることだが、信頼と新自由主義とは相容れるのか、というのが疑問としてある。Webの社会システムの歪みは結局ここに集約されると思っている。 信頼は常に壊れるもの。だけど、僕は Wallace Stevens…