2006-02-05から1日間の記事一覧

グラモフォン・フィルム・タイプライター−導入まで読んでの覚え書き

あまりに積み本がたまってきたので改心して読み始めることに。とりあえず何を考えるべきかを忘れないように書いておく。・シンボルはイマジナリーを再生するための手段だ。人はシンボルによって時間を超越することができる。記憶の忘却に関する物語が多いの…

周縁について

サリンジャーの「キャッチャー・イン・ザ・ライ」は、そして20世紀のアメリカの小説(純文学・SF・ミステリー)は「ライ麦畑から落ちた」者たちを描いていた。 実際、文学はずっと周縁に焦点をあてていた。大江健三郎は、自身の文章創作の本で、周縁につ…